ビジネスパーソンが"今読むべき本"を厳選し、要約してそのエッセンスを伝える「flier(フライヤー)」。最新のトレンドを学んだり、読みたい本を見つけたりするためのツールとして、累計132万人のユーザーに活用されています。
この記事では、flierを利用する意識の高いビジネスパーソンの中でも特に、20~30代のユーザーが今、リアルに読んでいる本とその傾向を紹介します。同世代のビジネスパーソンは今、どんな本を読んでいるのでしょうか? なぜその本が選ばれたのでしょうか? 気になった本があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
「ちゃんと説明したのに……」から卒業できる本
6月の1位は『「説明」がうまい人がいつも頭においていること』(犬塚壮志、サンマーク出版)でした。
「ちゃんと説明したのに、相手にうまく伝わっていない」と感じたことはありませんか? たとえば、別の部署から異動してきた人に業務を説明するとき。
「まずAというシステムにログインして、次にBというフォルダを開いて、その中にある企画書のフォーマットを使ってね。あ、でも注意点があって……」
本人は丁寧に伝えているつもりでも、相手はきょとんとした顔。「伝わらない説明」でよくあるのは、情報を詰め込みすぎてしまうことです。「ちゃんと伝えなければ」と思うあまり、あれもこれもと話してしまうのです。では、「説明がうまい人」はどう伝えているのでしょうか。
「今日は1つだけ、『企画書はBフォルダのフォーマットを使って書く』ということだけ覚えてね。あとは追々でいいよ」
本書は「説明がうまい人」がどのように考え、どのように言葉を選んでいるのかを具体的に教えてくれる一冊。伝えたいことがうまく伝わらず、もどかしい思いをしている人は読んでみてはいかがでしょうか。
その一言で損してない?「伝わる言い換え」のコツがわかる本
2位は『否定しない言い換え事典』(林健太郎、フォレスト出版)でした。
良かれと思って口にした言葉が、逆に相手の反感を買ってしまったことはありませんか?
たとえば、同僚の仕事ぶりを見て「そのやり方じゃうまくいかないんじゃない?」と声をかけたら、「そんなこと、わかってるし」と不満げな表情。相手のためを思って言ったのに、お互い釈然とせず、嫌な空気が流れてしまいます。
ここで問題なのは、言い方です。「否定」から入ると、たとえ正論であっても「上から目線だ」「自分を否定された」と受け取られやすくなります。この場合の"正解"は、「よかったら話を聞くよ」「必要なら一緒に整理しよう」と声をかけ、選択を相手に委ねることです。
本書では、無意識に口をついて出る否定的なフレーズを「否定しない」表現へ言い換えるスキルが、数多く紹介されています。部下のやる気を引き出したいのについダメ出しをしてしまう、パートナーに自分の要望を口うるさく言ってしまう――。そのような人におすすめの一冊です。
ダラダラ習慣を断ち切る「10分スイッチ」とは?
3位は『最初の「10分」がすべて』(井上皓史、フォレスト出版)でした。
朝はいつもぎりぎりまで寝て、急いで身支度をして家を出る。会社ではタスクに追われ、あっという間に終業時間。帰宅後はソファに寝転んでスマホを触り続ける――。本書は、そんな毎日を送っている人に読んでほしい一冊です。
実は「ついダラダラしてしまう」をやめる鍵は、「最初の10分」の過ごし方にあります。本書では、1日を7つのブロックに分け、それぞれのブロックの「最初の10分」を整えることで、その後の行動の流れを自然に変えていく方法を具体的に紹介しています。
たとえば、帰宅後はソファに座るのではなく、家に着いたらすぐに「お風呂をわかす」「炊飯器をセットする」といった行動をすること。その小さな行動が"スイッチ"となり、その勢いで次の行動へ移れるようになるのです。
余裕のない毎日を変えたい人、もっと時間を有効に使いたい人は、実践してみてはいかがでしょうか。
話題の書から、ビジネスと人生のヒントを得よう
今月のランキングからは、ビジネス力向上に取り組むマイナビ世代の姿が見えた結果となりました。本の要約サービスflierには、他にも、ビジネススキルを磨きたいときや自分とじっくり向き合いたいときに役立つ書籍が多くそろっています。
6月のランキングでは、『目標を「達成できる人」と「できない人」の習慣』(嶋津良智、明日香出版社)、『雑談する人はなぜかうまくいく』(安田正、三笠書房)、『教養としての三菱・三井・住友』(山川清弘、飛鳥新社)、『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』(橘玲、大橋弘祐、文響社)などがベスト10にランクインしました。
ぜひ、充実した読書時間を楽しんでいただければ幸いです。


