僕と私とは6月18日、26卒の新社会人に聞いた「仕事の満足度」に関する意識調査の結果を発表した。調査は5月18日~26日、4月に新社会人になったZ世代(18~27歳)644名を対象に、インターネットで行われた。

  • 入社後約1ヶ月時点での、社会人として働くうえで特に重視したいもの

    入社後約1ヶ月時点での、社会人として働くうえで特に重視したいもの

入社してから約1ヶ月が経った時点での、社会人として働くうえで特に重視したいもの(最大3つ)を教えてもらったところ、最多は「ワークライフバランス」で32.7%。次いで、「人間関係の良い職場」(29.5%)、「安定した雇用」(26.9%)が続き、働き方や職場環境に関する項目が上位に。一方、選択肢のなかでは最も低かったのは「キャリアの選択肢の広さ」で10.4%だった。

  • 現在の仕事の満足度

    現在の仕事の満足度

続いて「現在の仕事の満足度」について聞いたところ、全体では、56.8%が「非常に満足」「やや満足」という結果に。さらに、前問の「社会人として働くうえで特に重視したいもの」の上位6項目ごとに満足度をみると、いずれの項目でも「非常に満足」「やや満足」の合計は50%を超えた。

ただし、項目別に見ると差もあり、「収入の高さ」を重視する人の満足度は55.6%、「ワークライフバランス」を重視する人は60.2%と低く、逆に満足度が高かったのは「安定した雇用」を重視する人で67.3%、「自分らしさを大切にできること」を重視する人で65.8%だった。

  • 「入社前の期待」と「入社後の実感」の違い

    「入社前の期待」と「入社後の実感」の違い

次に、社会人生活に対する「入社前の期待」と「入社後の実感」の違いについて調査したところ、全体として、「入社前の期待」と比べると「入社後の実感」は低い傾向となった。

特に差が大きかったのは、「仕事が人生のすべてにならない」「仕事とプライベートの両立」「将来のキャリア選択肢を広げる」「市場価値が高まる」といった項目。期待していたほど仕事と私生活の両立を実感できておらず、実際に働きはじめるなかで、時間の使い方や生活とのバランスに難しさを感じていたり、キャリアへの期待をまだ十分には実感しづらい段階にいることがうかがえる結果となった。

  • 就職直後のキャリアに対する考え方

    就職直後のキャリアに対する考え方

これまでの結果を踏まえ、就職直後のキャリアに対する意識についても調査した。その結果、最も意識している人が多かったのは「資格取得」で、「具体的に情報収集や行動をしている」「考えたり意識したりしている」人は69.9%という結果に。また、「転職」を意識している人も56.9%、「副業・複業」を意識している人も57.6%にのぼり、いずれも半数を超えている。入社から約1ヶ月という早い段階であっても、現在の会社で働き続けることだけに限らず、別のキャリアや働き方の選択肢を視野に入れている26卒新入社員が一定数いることが明らかとなった。