余白

鎌倉駅東口から徒歩約7分。小町通りから少し入った裏小町エリアに、おばんざい定食のお店「余白」が2026年4月にオープンしました。

“少しずつをたくさん食べるのが好き”な筆者にとって、いろいろな種類のおばんざいが楽しめるのは魅力的!早速訪れてきました。その様子をお届けします。

長年の経験を経てたどり着いた「今」のかたち

店主は、関内の京料理を中心とした割烹料理店で料理長を務めた経歴を持ち、日本料理だけでなくイタリアンにも携わってきた時期もあったそうです。

その後、藤沢・弥勒寺で和食店「春夏秋冬」を10年間営業。建物の取り壊しに伴い、2023年に閉店しました。

閉店後は都内で飲食コンサルティングに携わる一方、「もう一度自分の店をやりたい」という想いが強くなり、縁あってこの鎌倉で新たにスタートを切りました。

コンサルティング時代にはパンやカフェの現場にも関わり、幅広い経験を積んできたといいます。その経験を活かし、現在は「おばんざい」と「だし巻き玉子」を中心とした定食を提供しています。

また、この店舗は一部共有スペースがあるため、最終営業時間は18:00までと決まっています。藤沢で営んでいた「春夏秋冬」では夜営業が中心だったそうですが、この場所では夜の営業ができません。

そのことについて店主は、「強制的に働き方改革です(笑)」と笑いながら話してくれました。

長年飲食業に携わってきた店主にとっては大きな変化ですが、その営業スタイルから生まれる“時間の余白”も大切にしたいとの想いもあり、店名を「余白」と名付けたといいます。

“関東のおばんざい”

「おばんざい」と聞くと京都のイメージが強いですが、実は関東と関西では水の硬度が異なり、それに合わせて調味料や味付けも変わるといいます。

そのため、京都の味をそのまま再現するのではなく、関東の環境に合わせた味づくりを大切にしているそうです。

味噌汁も赤味噌と白味噌をブレンドするなど、「知っている味なのに、どこか少し違う」そんな感覚を目指して、一品一品丁寧に仕上げています。

7種類のおばんざいを楽しむ定食

現在のメニューは、「だし巻き玉子とおばんざい御膳」と「おばんざい御膳」の2種類。どちらも7種類の小鉢が付いています。

おばんざいの内容は日替わりで、魚・野菜・肉とバランスよく構成されています。この日のおばんざいも、彩り豊かに並んでいました。

苦手な食材がある場合は調整にも対応してくれるとのことで、細やかな気配りも印象的です。

一品ずつ味わう楽しさ

筆者は「おばんざい御膳(1,750円・税込)」を注文しました。

しばらくすると、湯気の立つ定食が運ばれてきます。温かいものと冷たいものがバランスよく並び、見た目からすでに満足感があります。

一つひとつの小鉢は、あっさりとした味付けからしっかりめのものまでさまざま。素材の味を活かしたものも多く、少しずつ食べ進める楽しさがあります。

中でも印象的だったのが「里芋とゴボウの唐揚げ」。カリッとした衣の中にしっかりと味が染み込み、思わず「美味しい」と声が出る一品でした。

店主によると、藤沢時代からの人気メニューで、現在も日替わりおばんざいの定番として登場しているそうです。

温かいものと冷たいものをバランスよく組み合わせた定食は、満足感がありながらも重すぎず、最後まで飽きずに楽しめました。

まとめ

小町通りから少し入るだけで、喧騒が落ち着き、ゆっくりと食事が楽しめる空間が広がっています。少しずつをいろいろ味わいたい人にとって、まさに嬉しいおばんざい定食のお店です。

今後は土日祝日の朝営業も予定しているとのこと。観光前の朝食にもぴったりになりそうです。

長年の経験を持つ店主が丁寧に仕上げるおばんざいは、どれもやさしく、しみじみと美味しい一皿でした。

鎌倉で落ち着いて和食を楽しみたいときに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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最寄り駅 JR横須賀線, 鎌倉駅, 鎌倉駅, 江ノ島電鉄線
住所 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-12-27 鶴ヶ岡会館1F
営業日 月曜日、 火曜日、 木曜日、 金曜日、 土曜日、 日曜日
営業時間 11:00~15:30
営業時間詳細 料理L.O.14:30
定休日 水曜日、 不定休
予約 電話予約
電話番号 080‐9214‐5677
支払い方法 現金、 クレジットカード
席数 9席
個室 無し
貸切 貸切可能
喫煙可否 全席禁煙
駐車場 無し
設備・サービス 落ち着いた空間
コース内容 無し
ドリンクメニュー ソフトドリンク、 ビール
利用シーン ランチ、 家族、 子ども、 友人、 お一人様
お子様連れ 可能
開業年月日 2026年4月16日