
アウディから、高性能ハイブリッドパワートレインを搭載した初のスーパーカー、アウディ・ヌヴォラーリが発表され、市販に近いプロトタイプが公開された。自動車業界が急速な変化を続ける中、アウディは新しいデザイン哲学の導入やF1参入といった戦略的な判断をおこなっており、アウディ・ヌヴォラーリはアウディにおける技術的フラッグシップとして位置づけられる。
【画像】アウディのブランド史上最も速く、最もパワフルな市販モデル「ヌヴォラーリ」(写真29点)
AUDI AG CEO ゲルノート・デルナー氏は、以下のように述べている。
「根本的な変化が進む時代において、私たちは大胆な戦略的決定をしています。アウディ・ヌヴォラーリは純粋な感情とパフォーマンスを実現します。これはまた、『Vorsprung durch Technik(技術による先進)』を新しい時代へと導く姿です」
技術開発担当取締役 ルーヴェン・モール氏は、このモデルの性能について次のようにコメントした。
「アウディ・ヌヴォラーリはアウディ初の高性能ハイブリッドパワートレイン搭載のスーパーカーであり、空力性能と世界初のquattro predictive rideで新たな基準を打ち立てます」
アウディ・ヌヴォラーリは、システム最高出力1,001PS、最高速度350km/hを超え、アウディの市販モデルの中で最速かつ最も強力なモデルとなる。その名前は、モータースポーツ史上最も著名な人物の一人であり「空飛ぶマントヴァ人」の異名をもつタツィオ・ヌヴォラーリに由来する。今日に至るまで、イタリア出身の彼は、恐れを知らぬ精神、独創性、献身、そして成功への一途な意志で伝説的な存在となったレーシング・ドライバーである。
アウディ・ヌヴォラーリは、アウディの新しいデザイン哲学をあますことなく表現した初の市販モデルとなる。引き締まったサーフェス、精緻なライン、そして力強く一体感のある存在感。すべてのデザインエレメントは明確な目的を持ち、モデル全体のロジックに貢献する。インテリアはドライビング体験に重点を置いたもので、洗練された空間を作りだしている。
高性能ハイブリッドパワートレイン、quattro predictive ride、アクティブエアロダイナミクス、そしてカーボンエクステリアの革新的なASF(アウディ スペース フレーム)など、アウディ・ヌヴォラーリには最先端のF1に由来するイノベーションが余すところなく注ぎ込まれている。
アウディのプレミアムブランドとしての地位を確立するべく誕生したこの新しいスーパーカーの生産台数は499台限定。納車は2027年前半から始まる予定だ。