サーキュラーエコノミー総合研究所(運営:メルカリ)は2026年5月18日、『物価高と新しい趣味や習い事に関する調査』の結果を発表した。同調査は2026年4月30日〜5月2日、全国の20代〜60代の男女1,030名を対象にインターネットで実施した。

  • 物価高と新しい趣味や習い事に関する調査

    物価高と新しい趣味や習い事に関する調査

  • 新しいことをはじめることに対して影響

    新しいことをはじめることに対して影響

20代〜60代の男女515人(一般調査)に、近年の物価上昇や生活費への懸念により、新しいことをはじめることに対して影響を感じることはあるかを質問したところ、「強く感じる」が31.3%、「多少感じる」が35.0%で、合計66.3%が「影響を感じている」と回答した。物価高が自己投資や新たな一歩を踏み出す意欲を阻むブレーキとなっていることが明らかになった。

  • 「今、新しくはじめてみたい」と思うこと

    「今、新しくはじめてみたい」と思うこと

「今、新しくはじめてみたい」と思うことがあるかを質問したところ、54.0%が「ある」と回答した。具体的な内容は、1位「資格、語学、ITスキルなどの勉強」(35.3%)、2位「スポーツ・フィットネス」(34.2%)、3位「料理・家庭菜園」(28.4%)と続き、スキルアップや健康維持に意欲を示していることがうかがえる。

また、はじめてみたい理由(複数回答)では、全体の65.5%が「生活を充実させるため」と回答。特に20代では「自己実現・自己成長」(44.9%)を挙げる人が多く、将来を見据えた自己投資への意欲が顕著であることがわかる。

一方、全世代の6割超が物価高により新しい趣味や習い事をはじめにくい現状があり、「新しくはじめたい意欲」と「出費への不安」の間で板挟みになっている実像がうかがえる。

  • はじめるにあたってハードルや不安に感じていること

    はじめるにあたってハードルや不安に感じていること

「新しくはじめてみたいと思うことがある」と回答した人に、はじめるにあたってハードルや不安に感じていることを質問したところ、1位「続けられるか不安」(44.6%)、2位「初期費用がかかる」(41.4%)、同率2位「時間が確保できない」(41.4%)となった。費用面に加えて、三日坊主への不安などの心理的ハードル、そして時間の確保が障壁となっていることがわかる。

  • 物価高の対策

    物価高の対策

「物価高の影響を感じる」と回答した人に具体的な対策(複数回答)を質問したところ、「予算を抑え、安価な道具や代替品を選ぶ」(46.1%)に次いで、「フリマアプリや中古品を積極的に活用する」(35.8%)が2位に選ばれた。新品ですべてを揃えるのではなく、リユース品を賢く活用することで、経済的なハードルを緩和しようとする姿がうかがえる。

  • 直近で「新しいこと」をはじめたのはいつか

    直近で「新しいこと」をはじめたのはいつか

直近で「新しいこと」をはじめたのはいつかを質問したところ、「1年以内」と回答した人はメルカリ利用者調査では36.5%、一般調査では29.5%となり、メルカリ利用者の方が7.0pt高い結果となった。一方で、「はじめていない」と回答した人は、メルカリ利用者調査では33.4%、一般調査では44.5%と、メルカリ利用者の方が11.1pt低い結果となった。

メルカリ利用者に、新しいことをはじめる時に「メルカリ」を利用して必要なモノを買ったことがあるかを質問したところ、「よくある」が22.3%、「しばしばある」が28.0%、「たまにある」が24.3%、合計74.6%が「ある」と回答した。

「メルカリ」を活用した理由は、1位「初期費用が抑えられるから」(66.9%)、2位「合わなかったら、またメルカリで売ればいいと思ったから」(27.9%)、3位「まずは中古品で「お試し」をしたかったから」(18.2%)となった。

特に「合わなかったら売ればいい」「まずはお試し」といった回答が上位にあることは、メルカリが失敗のコストを実質的に引き下げることで新しい趣味や習い事への一歩を後押ししていることがわかる。

  • 「メルカリ」を利用してはじめたこと

    「メルカリ」を利用してはじめたこと

メルカリ利用者に「メルカリ」を利用してはじめたことを質問したところ、世代ごとに異なる傾向が見えた。20〜30代は「エンタメ・推し活」が1位で、2位には「学び」がランクイン。40代では「資格や語学の勉強」が首位となり、学び直しへの高い意欲が顕著だ。50〜60代では「スポーツ・フィットネス」が上位に入り、健康維持や自己研鑽を重視する傾向が強まっている。