キリンホールディングスは、2026年5月13日、キリンサプリメント事業の2026年1〜3月における販売金額が前年比約1割増と好調に推移したことを発表した。国内サプリメント市場が2025年に前年比0.4%増見込みと緩やかな回復にとどまる中、市場全体の伸びを大きく上回る成長を実現している。
体調意識の高まりと習慣化が成長を牽引
好調の要因として、生活者の健康志向の高まりによる「体調管理の習慣化」が挙げられる。同社が年間を通じた習慣的取り組みの重要性を発信してきた結果、「キリン iMUSE(イミューズ)免疫ケアサプリメント」シリーズではリピート購入が拡大した。また、多様な健康課題に寄り添う「キリン オルニチン」シリーズも生活者の日常に浸透し始めている。
戦略的な販促コミュニケーションで新規顧客を獲得
全チャネルを活用した販促強化により、シリーズ全体の認知が拡大した。ターゲットに応じたコミュニケーションを展開したことで、これまでサプリメントに接点の少なかった層の獲得に成功している。チャネル横断での「習慣化訴求」が、定期顧客数の継続的な拡大および需要の底上げに寄与した。
「キリン iMUSE免疫ケアサプリメント」シリーズについて
「プラズマ乳酸菌」を配合した同シリーズの販売金額は、前年同期比約1割増と伸長した。大谷翔平選手を起用したプロモーションにより認知率は前年同期比約1.2倍、直近3カ月の購入顧客数は約1.3倍に増加している。また、2026年2月発売の「キリン iMUSE免疫ケア・疲労感ダウン」も年内目標に対して順調に推移している。
「プラズマ乳酸菌」は、健康な人の免疫維持をサポートする素材である。世界で初めて免疫の司令塔pDCに働きかけることが報告されており、国内外で37報の論文発表が行われている。
「キリン オルニチン」シリーズについて
同シリーズ全体の販売金額は、前年同期比約2割増と好調であった。2025年6月の「キリン オルニチンPRO 睡眠&免疫ケア」の刷新や、2025年12月発売の「キリン オルニチンPRO 疲労感&気持ちケア+睡眠の質」が計画値の約2.2倍を記録したことが、シリーズ全体の成長を牽引した。
「オルニチン」は、しじみ等に含まれる特別なアミノ酸である。キリングループの協和発酵バイオが1956年に世界で初めて量産化に成功して以来、半世紀以上の研究開発を続けている。
機能性表示食品
本記事で紹介した「キリン iMUSE 免疫ケアサプリメント」「キリン iMUSE 免疫ケア・疲労感ダウン」「キリン オルニチンPRO 睡眠&免疫ケア」「キリン オルニチンPRO 疲労感&気持ちケア+睡眠の質」はいずれも機能性表示食品である。食生活は主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを整えることが推奨されている。
キリングループのビジョン
キリングループは長期経営構想「Innovate2035!」を策定し、ヘルスサイエンス事業の育成を進めている。今後も発酵技術とバイオテクノロジーを活かし、プラズマ乳酸菌やオルニチンなどの素材を通じて、明るく健康な社会の実現を目指すという。


