スティングが語る教育論「自力で働け」子供たちを遺産で甘やかすのは「一種の虐待」

スティング(Sting)が先日、米ニュース番組『CBSニュース サンデーモーニング』に出演。遺産によって自分の子供たちを全面的に資金援助するつもりはないと強調した。その理由とは?

スティングの子供たちは、自らの力で立派にやってきている。彼には6人の子供がおり、その中にはミュージシャンのエリオット・サムナーや、女優のミッキー・サムナーも含まれる。

「彼らにこう言ったことがある。『お前たち、働かなきゃだめだ。私は自分たちのお金を使っている。教育費も出しているし、履く靴もちゃんとある。さあ、働きに行け』とね」と彼は語った。「これは残酷なことじゃない。自力で道を切り拓いていくだろうという、一種の優しさと信頼がそこにはあると思っている。私の子供たちはタフだからね」

スティングは、自身の子供たちが「並外れた労働倫理」を持っていることを認めており、それはおそらく彼が「働かなくていい」という道を選ばせなかった結果だろう。彼は、その「働かなくていい」という言葉を「一種の虐待であり、自分が決して加担したくないもの」と表現した。さらにこう付け加えている。「労働者階級は働くものだし、働きたいと思っている。私もその一人だ。私は働くことが大好きなんだ」

それでも、最初から順風満帆だったわけではない。音楽の道で成功を収める前の生活を振り返り、スティングは金を得るためにあらゆる機会にしがみついていたことを回想した。「いくつも仕事をしたよ。しばらく事務職もしたし、建設現場でも働いた。客船にミュージシャンとして乗って海へ出たこともあるし、バンド活動をしながら炭鉱の村で教師をしていたこともある」と彼は語った。

目標はロックスターになることだったのかと問われると、彼はこう答えた。「いや、ミュージシャンとして生計を立てたかったんだ。そして今でも、それが自分という人間の定義だ。私はロックスターではないよ」

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From Rolling Stone US.