もうすぐゴールデンウィーク。普段はなかなか取れない連続休暇を迎えるという方も多いことでしょう。かつて1990年代後半から2000年代前半にかけては、「値段が高くても、この機会に旅行に行きたい」という人が多く、海外旅行も一般的でした。

しかし、それ以降「安・近・短」と呼ばれる、近場で手軽に楽しむスタイルが広がります。そして2020年以降、コロナ禍を経て、その傾向にもさらなる変化が見られるようになりました。

本記事では、マイナビニュース会員を対象に実施したアンケート結果をもとに、今年のゴールデンウィークの過ごし方の傾向を探ります。

GWの予定、実は「詰めている人」は少数派

  • ※画像はイメージです

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ゴールデンウィークにどのくらい予定を入れているか、予定の“詰め具合"について聞いてみたところ、以下のような結果になりました。

1位:まったく予定は入れていない (33.0%)
2位:やや予定を入れている (25.7%)
3位:ほとんど予定は入れていない (20.0%)
4位:半分くらい空けている (11.0%)
5位:かなり予定を詰めている (10.3%)

「まったく予定は入れていない」が33.0%と最多となり、約3人に1人が“完全オフ”の状態であることがわかります。「ほとんど予定は入れていない」(20.0%)と合わせると、過半数以上がゴールデンウィークに積極的な予定を入れていないという結果になりました。

一方で、「かなり予定を詰めている」は10.3%にとどまり、GWをアクティブに過ごす層は少数派であることが明らかになりました。

旅行や遠出は少数派?「近場・自宅」志向が主流に

次に、ゴールデンウィークの過ごし方について聞いてみました(複数回答)。

1位:自宅中心でゆっくり過ごす (51.0%)
2位:近場で過ごす(買い物・外食・軽い運動など) (34.3%)
3位:日帰りのお出かけ・レジャー中心 (26.7%)
4位:仕事・予定があり、あまりGWらしい過ごし方はしない (20.0%)
5位:旅行(宿泊あり)に行く (13.0%)
6位:その他 (4.0%)

もっとも多かったのは「自宅中心でゆっくり過ごす」(51.0%)で、半数以上を占めました。次いで「近場で過ごす」(34.3%)が続き、自宅や身近なエリアで過ごすスタイルが主流となっています。

一方で、「旅行(宿泊あり)に行く」は13.0%にとどまり、ゴールデンウィーク=旅行というイメージとは異なる実態が見えてきました。

また、「仕事・予定がある」と回答した人も20.0%おり、連休の過ごし方が多様化していることもうかがえます。

GWはゆっくり休めるいい機会。自分の時間を過ごしてリフレッシュを

では、ゴールデンウィークの過ごし方で、多くの人が重視しているのは何なのでしょうか? 「GWに重視したい過ごし方」を、複数回答可で質問してみました。

1位:疲れを癒す・休息する (44.0%)
2位:趣味・自分の時間 (38.7%)
3位:気分転換・リフレッシュ (38.3%)
4位:家族・友人との時間 (26.0%)
5位:旅行・非日常体験 (16.0%)
6位:運動・体を動かす (14.0%)
7位:その他 (2.0%)

「疲れを癒す・休息する」(44.0%)が最多となり、「趣味・自分の時間」(38.7%)、「気分転換・リフレッシュ」(38.3%)が続きました。

これらの結果から、ゴールデンウィークを“自分を整える時間”として捉える人が多いことがわかります。

一方で、「旅行・非日常体験」は16.0%にとどまり、ここでも“特別なイベント重視”の層は少数派となりました。

自分を整える「ご自愛GW」という選択

これまでの結果を踏まえると、今年のゴールデンウィークは

・予定は詰めない
・遠出はしない
・自宅や近場で過ごす
・自分の時間を大切にする

といった傾向が重なっていることがわかります。

つまり、「せっかくの連休だから遠くへ出かけたい」から、「せっかくの連休だからしっかり休みたい」へと、意識がシフトしているといえるでしょう。

無理に予定を詰め込まず、自分の心と体をいたわる——そんな過ごし方を、本記事では“ご自愛GW”と呼びます。

ご自愛の一形態、ゆるく体を動かしたい“ちょっとした運動志向”も

では、ゴールデンウィーク中の運動や体の動かし方についてはどう考えているのでしょうか。

1位:軽く体を動かす程度はしたい (39.7%)
2位:特に運動は考えていない (34.0%)
3位:できれば何かしたいが未定 (14.7%)
4位:普段よりしっかり運動する予定 (11.7%)

もっとも多かったのは「軽く体を動かす程度はしたい」(39.7%)でした。さらに「できれば何かしたいが未定」(14.7%)も含めると、体を動かしたいという意識を持つ人は54.4%にのぼります。

また、「普段よりしっかり運動する」(11.7%)を加えると、何らかの形で体を動かす意向がある人は6割を超える結果となりました。

一方で、「特に運動は考えていない」は34.0%。全体としては、がっつり運動するというよりも、“無理のない範囲で少し体を動かしたい”というライトな志向が主流といえます。

「ご自愛」と聞くと、家でゆっくり過ごすイメージが強いかもしれませんが、実際には“完全に何もしない”のではなく、自分のペースで少しだけ体を動かすという過ごし方も選択肢として意識されているようです。

“ちょこっと動く”がちょうどいい。「短時間」「気軽」「ついで」の運動スタイル

こうした結果から見えてくるのは、「休むことをベースにしつつ、少しだけ動く」というバランス志向です。

本格的なトレーニングではなく、「短時間でできる」「気軽に始められる」「生活の“ついで”でできる」といった、“ちょこっと動く”スタイルが支持されています。

GWの理想の過ごし方、「ご自愛型」が最多に

最後に、どのようなゴールデンウィークを過ごしたいかを聞いてみました。

1位:できるだけ休息に充てたい「ご自愛型GW」 (34.7%)
2位:外出と休息を両方叶える「バランス型GW」 (31.7%)
3位:事前の予定は立てずその時考える「マイペース型GW」 (23.3%)
4位:アクティブに予定をこなす「充実型GW」 (10.3%)

最も多かったのは、「できるだけ休息に充てたい」とする“ご自愛型GW”、次いで「外出と休息を両立したい」“バランス型”と、「休むこと」を軸にした過ごし方が上位を占める結果となりました。

一方で、「アクティブに予定をこなす」と答えた人は1割にとどまり、ここでも“詰め込み型”の過ごし方は少数派であることが明らかになりました。

また、「マイペース型GW」一定数いる点も注目で、事前に予定を固めず、その時の気分で過ごしたいという“余白重視”の意識もうかがえます。

ご自愛GWで自分を「整える時間」を

ゴールデンウィークの過ごし方は、「頑張る連休」から「整える連休」へと変化しています。

無理をせずにしっかり休み、ときには軽く体を動かす——そのバランスこそが、充実した連休につながるポイントといえるでしょう。日常の延長で無理なく取り入れられる行動が、心身の回復につながります。

今年のゴールデンウィークは、自分をいたわる“ご自愛GW”という過ごし方を、取り入れてみてはいかがでしょうか。

調査時期: 2026年4月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート