キューサイは、2026年4月23日、40代以降の女性の健やかな毎日を応援する取り組みの一環として実施した「不調に関する意識調査」の結果を発表した。本調査は、2026年2月26日〜3月2日の期間、全国の40〜69歳の女性を対象に、ウェブリサーチにて実施された(スクリーニング調査:3,136サンプル、本調査:900サンプル)。

  • 不調に関する意識調査

    不調に関する意識調査

身近な不調ほど見逃される実態。肌の乾燥や頭痛の半数以上が更年期と認知されず

  • 40〜50代女性がこれまでに経験した症状

    40〜50代女性がこれまでに経験した症状

40〜50代女性がこれまでに経験した症状は、「肌の乾燥」(85.6%)、「頭痛・めまい」(82.5%)、「不眠」(79.1%)、「貧血気味」(72.5%)と日常的な不調が上位となった。しかし、これらを更年期関連の不調だと認知している割合は、「肌の乾燥」(42.0%)、「頭痛・めまい」(46.3%)、「不眠」(45.6%)、「貧血気味」(45.5%)といずれも5割以下にとどまった。

一方で、典型的な症状である「ホットフラッシュ」は経験率こそ50.2%と最も低いものの、7割以上が更年期との関連を認知していた。日常的な不調ほど更年期症状の可能性が見逃されている実態が浮き彫りとなっている。

半数以上が不調を放置。対処に至らない最大の理由は「年齢による諦め」

  • セルフケアに至らない理由

    セルフケアに至らない理由

自身の不調に気づいていても、50.6%は「特に対処していない」または「何をすればいいかわからない」と回答した。対処に至らなかった理由は、「年齢によるものだと思い、仕方ないと感じていた」(29.4%)という諦めが最多となった。

次いで「何をすればよいかわからなかった」(25.2%)という解決策の情報不足、「病院に行くほどではない」(23.2%)といった過小評価、「我慢すれば何とかなると思っていた」(13.8%)という忍耐の姿勢が、セルフケアを遠ざける要因となっている。

無理をしてしまう責任世代。95%以上が不調を知られることによる影響を不安視

  • 無理をしてしまう理由

    無理をしてしまう理由

「本当はつらい気持ちを、周囲や自分に対して押し込めていると感じることがある」と答えた女性は55.4%に達した。そのうち95.1%が「不調を知られると、職場や家庭での評価やポジションを失う不安がある」と回答している。

  • 周囲への相談について

    周囲への相談について

周囲への相談についても、「大げさだと思われそうで話しづらい」(20.0%)や「理解してもらえないのではないか」(19.6%)といった周囲の目を気にする不安がハードルとなっている。周囲を優先し、自身の不調を我慢で乗り切ろうとする実態が浮き彫りになった。

本音は「自分を大切にしたい」。半数以上が前向きな対処を希望

  • 不調への向き合い方

    不調への向き合い方

不調への向き合い方として、51.6%の女性が「前向きに対処したい」と回答した。具体的には「我慢せず、早めに対処して自分を大切にする」(22.1%)や「仕組みを理解して上手くコントロールしたい」(18.8%)など、主体的な対処を望む声が多い。

一方で、約2割の女性は「今はどう向き合えばよいのか、まだわからない」と回答しており、適切な向き合い方を見出せていない現状も明らかになった。

自身の状態を「見つめ直す」ことで隠れ更年期が減少。セルフケアの第一歩へ

  • 再確認 不調を感じているか

    再確認 不調を感じているか

調査の前後で比較したところ、自身の不調に気づく変化が見られた。「特に不調は感じていない」と回答した割合は、調査前の31.9%から調査後には23.9%へと8.0ポイント減少した。また、不調の原因が「更年期の影響だ」と気づく人も6.9ポイント増加している。

忙しさや思い込みで見落としがちな不調に対し、自身の状態を客観的に見つめ直すことが、隠れ更年期への気づきとセルフケアへの第一歩につながることが示唆された。