お笑いコンビ・オードリーの若林正恭がMCを務めるテレビ東京系経済番組『アンパラレルド~ニッポン発、世界へ~』(毎週水曜23:06~)の初回が8日、放送され、SNSでは「初回からめちゃくちゃ面白い!」「『カンブリア宮殿』のように長く続いてほしい」など絶賛の声が上がっている。

  • 『アンパラレルド~ニッポン発、世界へ~』MCの若林正恭

    『アンパラレルド~ニッポン発、世界へ~』MCの若林正恭

「アンパラレルド」とは「比類なきもの」の意味。独自の技術や発想で常識を超え続ける“日本発の挑戦者”に焦点を当て、社会課題や技術革新の最前線を多角的に掘り下げる経済トーク番組だ。

初回は、岐阜大学発のスタートアップ「FiberCraze(ファイバークレーズ)」に焦点が当てられた。日本で年間約80万トンが手放されているという衣料品。その多くが焼却され、環境汚染の一因にもなっている。こうした問題に立ち向かうのが、同企業。CEOの長曽我部竣也とCTOの武野明義が研究を進めているのは、繊維をあえて「破壊」する寸前で止め、糸の中に10万分の1ミリの穴を空けるという技術。このナノサイズの隙間に成分を封じ込めることで、洗濯しても効果が落ちにくい究極の機能性を持った衣料品をつくり、大量廃棄に歯止めをかけようとしている。

この極小の穴に、「防虫剤」「カプサイシン」などを封じ込め、機能性のある衣服を作るという発想に、X(Twitter)では、「日本の繊維業界のすごさに感動」「環境問題に取り組む企業には頑張ってもらいたい」「面白かったし、勉強になった」「こういう素晴らしい情報ばかりニュースでやればいいのに」「めちゃくちゃ勉強になった」と、初回から絶賛の嵐。

番組進行については、「フィーチャーされた技術が面白いのはもちろん、技術の仕組みを聞いた上で湧く疑問に答えていく構成で、なるほどとカタルシスがあった」などのコメントが上がり、MCの若林に対しても「深堀りの仕方がうまい」といった声が寄せられていた。

将来は立つのがつらい人向けに、衣服そのものがサポートして立ち上がりやすくするなど、さまざまな機能を持つ繊維を作りたいという同社に、「確かに30年あったら、繊維の世界も想像できないくらい進化しているかも」「30年前はガラケーだったもんな」「アイアンマンという発想にはすごいと思うと同時に笑った」など、未来に思いを馳せるユーザーも大勢いたようだ。

これに視聴者も奮起したようで、「すごく良い番組。学生時代にこれを見ていたら…」といった声や、「多くの学生に見てもらいたい。新たな巨大産業が日本から生まれるかも」「ITだけじゃない。日本発で日本ならではの企業が、どんどん起業してもらいたい」などといった未来の日本を夢見るコメントも少数ながら見られた。

この放送回は、TVerで見逃し配信中。

【編集部MEMO】
次回15日の放送は、「“曲がれる”自走式ロープウェイが人手不足を解消? 12秒に1台やってくる新時代の足とは?」をテーマに、Zip InfrastructureのCEO・須知高匡氏、COO・レボンキン氏をゲストに迎える。