元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が3月30日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【MLB速報】村上宗隆が史上4人目の3戦連発HR! 『今季は〇〇本打てる』ブルージェイズ岡本和真もMLB初アーチでチームに貢献! 2選手がチームに求められることとは?」に出演。ホワイトソックスの村上宗隆が、メジャー移籍直後から見せている好調の要因を解説した。

村上宗隆

村上宗隆

村上宗隆がメジャーデビュー直後から活躍している要因

ブルワーズとの3連戦にいずれも先発出場し、デビューから3試合連続の本塁打を放ったホワイトソックスの村上。日本人選手としては2006年の城島健司氏による2戦連続を塗り替える新記録となり、全米の注目を集めている。

村上といえば、先日のWBCでは5試合に出場して打率.211、1本塁打、5打点と低調な成績に終わっていたが、森藤恵美から「国際大会で村上選手はなかなか結果が残せないと言われてきたなかで、メジャーのボール、メジャーの球場になっていきなり今調子がいいのはなぜですか?」と問われると、高木氏は「打ちやすい環境にあるよね」と返答する。

その背景について、高木氏は「開幕戦で打ったのも 十何対何で負けてたでしょ?」「向こうのピッチャーからすれば、ホームラン打たれてもいいような状況で投げてくるもんな。っていうこともあるよね」と指摘。所属するホワイトソックスが苦戦を強いられ、大きく点差をつけられた場面での打席が多かったことも心理的に影響していると分析した。

さらに、高木氏は「日本の野球でもさ、強いチームで打つのと弱いチームで自由に打つのとじゃ、感覚的には違うよね、プレッシャーも」と持論を展開。「そういうふうになってきたら本物かなっていうふうには思うけどもな」と語り、勝負どころでの一打が出てこそ真の評価につながるとの見解を示した。

また、大谷翔平が持つ日本人MLB1年目の最多本塁打記録(22本)の更新についても言及。「気持ちよく3号打ってるからな。超えるとは言いたいけどさ」としながらも、「これから移動があったり時差があったり」「守備も初めてのファーストだとか、いろんなことをやりながらだから、 簡単な数字ではないと俺は思ってるけどね」と、メジャー特有の過酷な環境や慣れない守備位置などの課題を挙げ、冷静な視点で今後の展望を語っていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。