JR東海のダイヤ改正(2026年3月14日実施)に合わせ、東海道新幹線の車内放送が一部変更され、駅到着時の乗換案内で「上野東京ライン」など他社の路線愛称名を使用するようになった。こうした変更の理由について、JR東海の広報に聞いてみた。

  • <!-- Original start --></picture></span>東海道新幹線「のぞみ」などに使用されるN700S<!-- Original end -->

    東海道新幹線「のぞみ」などに使用されるN700S

東海道新幹線では、在来線および私鉄各線と接続する駅に到着する際、自動音声で乗換案内を行う。ダイヤ改正前はおもに路線名や運行系統名を用いて案内しており、たとえば上り列車(東京行)の品川駅到着時、「間もなく品川です。山手線、京浜東北線、東北・高崎・常磐線、東海道線、横須賀線、総武線と、京浜急行線はお乗り換えです」としていた。

ダイヤ改正後、品川駅到着時の車内放送を「間もなく品川です。山手線、京浜東北線、上野東京ライン、東海道線、横須賀線、総武線と、京急線はお乗り換えです」に変更。改正前の「東北・高崎・常磐線」が、JR東日本の路線愛称名である「上野東京ライン」に置き換えられたほか、「京浜急行線」も「京急線」に改められている。

このことに関してJR東海の広報に確認したところ、「3月14日から車内自動放送を変更いたしました」と回答があり、実際にダイヤ改正で変更していることを確認できた。品川・東京方面だけでなく、米原・京都・新大阪方面でも「琵琶湖線」「嵯峨野山陰線」「JR京都線」「JR神戸線」など、JR西日本の路線愛称名を使用した案内に変更されていると鉄道ファンらがSNS等で報告しているが、これについても、「ご認識の通りです」としている。

では、今回の変更はどのような理由からなのか。JR東海に質問したところ、「駅での案内表示類や、一般に認知されている愛称等と合わせることとしました」とのことだった。

なお、同社によればその他にも、駅到着時の英語放送で、「The stop after ●● will be ▲▲.」と次の停車駅を案内するように変更したという。その理由を「外国からのお客さまに対しても、より丁寧なご案内を行うため」と説明している。