カンテレ・フジテレビ系で生放送されたピン芸日本一決定戦『R-1グランプリ2026』で24代目王者に輝いた今井らいぱちが21日、東京・台場のフジテレビで優勝者会見に臨み、喜びを語った。
――優勝した今の率直な心境は?
本当に良かったです。ただ、それ以上に今回の大会に向けて家族や周りの芸人、本当にいろんな人が支えてくれたので、まずはその人たちに一番に感謝したいです。本当にありがとうございましたという気持ちです。
――祝福の連絡はどれくらい来ている?
まだ全然返せてないんですけど、LINEが300件ぐらい来ています。とりあえず奥さんのLINEだけ一回開いてみて、それもまだ返せていない状態です。これから順番に返していきたいなと思っています。
――決勝のネタの手応えは?
お客さんの反応としては「いい反応やな」と感じていましたが、点数がどうなるかは正直分からなかったです。初めての決勝だったので、そこは本当に未知でした。
――高得点が続いた瞬間の心境は?
最初に93点が出て「うわぁ…」と思って、次に97点が出た時点で、それまでコントのキャラでやっていたんですけど、完全に素に戻ってしまいました。あの瞬間はもう耐えられなかったですね。
――優勝の勝因は何だと思う?
この1年間の逆境だと思います。決勝に行けなかったら大阪に帰るつもりでこの大会に挑んでいたので。その中で「東京で売れたい」という気持ちがすごく強くて、その覚悟が結果につながったんじゃないかなと思います。
――今後やってみたい仕事は?
体を張るロケ番組に出たいです。今回のネタはキャラに入ってやるコントなんですけど、普段の自分の活動はYouTubeでもやっている通り、ノースリーブに短パンで体を張ることが多いので、そういう仕事をどんどんやっていきたいです。
――具体的には? 海外のわけわからない土地に一人で放り出されるとかでも全然大丈夫です。ワクチンさえ打ってもらえればどの国でも行きます。日本でも北海道から沖縄までチャリで行けとかでも全然やります。
――家族と離れる可能性もあるが?
確かに寂しいとは思うんですけど、仕事となれば奥さんも応援してくれると思います。
――共演したい人は? まずはアインシュタインさんと見取り図さんと共演したいです。そこから審査員の方々、例えば陣内(智則)さんやバカリズムさんとピン芸の番組でご一緒できたらうれしいなと思っています。
――ファイナルステージのネタの着想は?
MOROHAさんの音楽をずっと聴いていた時期があって、そこからヒントを得ました。歌い方を真似させていただいて、それを絵描き歌に落とし込むという形で作りました。
――ネタ作りのこだわりは?
パワーポイント的な部分は1枚1枚ちゃんと作り込んでいます。(ファーストステージで)最後に一気に流す部分も、実は全部しっかり作っているので、かなり時間はかかっています。だから、60分の講演会ライブをやりたいです。今回うまくいった形をフル尺で見せたいです。
――準決勝から決勝までの期間はどう過ごした?
かなり長くて、その間ずっと舞台に立ってネタを試していました。でも途中で「このネタおもろないんちゃうか」と思うぐらい分からなくなってしまって。
――そこからどう立て直した?
直前の1週間ぐらいで自信を取り戻しました。特に霜降り明星のせいやさんのイベントに呼んでもらって、そこで自分を知らないお客さんにウケたのが大きかったです。
――高得点時に涙ぐんでいたように見えたが?
涙ではなくて、驚きと興奮です。「こんな点数もらっていいんですか?」という感覚でした。
――自分の強みは?
自分で言うのもなんですが、愛されるタイプだと思っています。昔から周りの人に支えられてきたので、それが一番の強みです。
――優勝後の未来はどう描いている?
R-1から売れる未来しか想像していません。R-1に出れば売れるんだということを証明したいです。
――芸名「今井らいぱち」の由来は?
見取り図の盛山さんにつけてもらいました。もともと別の名前にしようとしていたんですが、「それはあかん」と言われて、野球の「ライト8番=ライパチ」から今の名前になりました。恩人ですし、やっとお返しできる瞬間が来たと思っています。
――東京進出後、帰阪も考えていた理由は?
去年の8月に双子が生まれて、家族から「これからどうするのか」と話があって。そこで「R-1で決勝に行けなければ大阪に帰る」と約束しました。
――現在の家族との関係は?
決勝に行けたことで東京に残れることになって、さらに優勝できたら家族が東京に戻ってきて一緒に住むという約束もしているので、今後はまた一緒に暮らせるようにしたいです。
――今回の大会で変えたことは?
いろんな人のアドバイスを素直に取り入れたことです。ビスケットブラザーズの金ちゃんに毎日ネタ動画を送って、改善点をもらうというのを繰り返して、ChatGPTみたいなことをやってくれました。
――同期の活躍については?
同期が本当にすごくて、霜降り明星をはじめ、たくさんの優勝者がいる中で「自分もそこに食いつきたい」と思い続けてきました。今回の優勝でやっとNSC33期生の仲間入り画ができたかなと思います。
『R-1グランプリ2026』決勝戦・結果
●ファーストステージ
(1)しんや:635点
(2)今井らいぱち:669点【1位】
(3)ドンデコルテ 渡辺銀次:655点【3位】
(4)ななまがり 初瀬:640点
(5)さすらいラビー 中田:630点
(6)真輝志:649点
(7)ルシファー吉岡:650点
(8)九条ジョー:628点
(9)トンツカタン お抹茶:669点【1位】
●ファイナルステージ
(1)ドンデコルテ 渡辺銀次:1票
(2)今井らいぱち:5票【優勝】
(3)トンツカタン お抹茶:1票







