「いろんな理由があります。これ、俺の勝手な想像ね」と前置きしながらテレビの裏事情を語ったのは、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏。11日深夜、ニッポン放送のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜27:00~28:30)に出演し、テレビ東京系『あちこちオードリー』の放送枠移動について触れた。

  • 佐久間宣行氏

    佐久間宣行氏

「いろんな理由がある」「何の編成事情でもない」

2019年にスタートした同番組。4月の改編で、毎週水曜(23:06~23:55)から、毎週火曜深夜(24:30~25:00)に移動することになったが、佐久間氏は、「ちょっと説明しといたほうがよくて。特に、番組に何かがあって変わるわけじゃない」とキッパリ。続けて、「あの枠自体が全部、経済番組になるんです。(他の曜日は)『WBS』とか『ガイアの夜明け』とかやってて。『あちこちオードリー』だけ、バラエティやってたんですね。それが全部、経済番組に枠ごと変わる」と話した。

また、同番組の枠では4月から、オードリー・若林正恭がMCを務める新経済番組『アンパラレルド~ニッポン発、世界へ~』がスタート。佐久間氏は、「いろんな理由があります。これ、俺の勝手な想像ね。何の編成事情でもないよ?」と前置きしながら、「元テレビ局員からすると、同じタイプの内容にしたほうがスポンサーに売りやすいんですよ。『オールナイトニッポン』やってて、急に1枠だけ違う報道番組入れたら、スポンサーに売りづらいんだよね」と局内の内情を想像。

「簡単に言うと、帯のスポンサーをつけるんだったら、全部似たような内容の枠にしたほうが、セールスがしやすいっていうのが長らくありまして……」と語った佐久間氏。改めて、大人気番組の放送枠移動について、「ドバラエティの『あちこちオードリー』が、教養経済番組に近づいていくか。『あちこちオードリー』は外れて、お笑いじゃない番組をやるのかのどっちかなんですよね。パッケージングしやすいってことなんです。ということで、そうなりました」と説明していた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。

【編集部MEMO】
佐久間宣行氏がパーソナリティを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2019年4月にスタート。前月に行われた発表会見では、「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚き、就職活動でニッポン放送に落ちたことに触れながら、「『オールナイトニッポン』のディレクターをやりたかったんです。でも、まさか演者として出るとは」と話していた。