フジテレビは、福島第一原発への放水活動を行った陸上自衛隊が撮影した記録映像を独自入手した。13日(21:00~)に放送される同局系ドキュメンタリードラマ『3.11~東日本大震災15年 福島第一原発事故 命の戦い~』で公開される。

  • 大倉達也氏を演じる三浦貴大

    大倉達也氏を演じる三浦貴大

命の危険を顧みなかった医師や自衛官たちの姿を描く

本作は、2011年3月11日に発生した東日本大震災と、それに伴う福島第一原子力発電所事故を題材にしたドキュメンタリードラマ。巨大地震と大津波によって全電源を喪失した原発はメルトダウンに至り、翌12日には水素爆発が発生するなど、日本は未曽有の危機に直面した。制御できなければ“東日本壊滅”とも言われた極限状況の中、命の危険を顧みず救助や対応にあたった医師や自衛官たちの姿を描く。

番組では、当時の報道特番やニュース映像に加え、原発への地上放水を行った陸上自衛隊が撮影した記録映像を織り交ぜて構成。特に、三浦貴大が演じる陸上自衛隊第103特殊武器防護隊隊長・大倉達也氏らが決死の覚悟で挑んだ放水作業の様子を、当時大倉氏自身が撮影した実際の映像とともに描く。

この貴重な記録映像の全容がテレビで公開されるのは、今回が初めて。被ばくの危険と隣り合わせの状況の中で、原発の暴走を止めようと奮闘する現場の緊迫した様子が記録されている。

『地下鉄サリン事件』ドキュドラスタッフが再集結

本作は、2025年に放送されたドキュメンタリードラマ『1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~』のスタッフが手掛けるシリーズ第2弾。

第1弾では、地下鉄サリン事件の救命現場を描き、実際の無線音声を用いたリアルな演出が話題に。「ギャラクシー賞テレビ部門選奨」や「民放連賞テレビ報道部門優秀賞」にも選出された。

この作品で主演として救命救急センター長を演じた津田健次郎が、今回はナレーションとして作品を支える。アニメ『呪術廻戦』『ゴールデンカムイ』などの声優活動に加え、ドラマや映画、ナレーションなど幅広い分野で活躍しており、作品の重厚な世界観を語りで支える。

  • 津田健次郎

    津田健次郎

【編集部MEMO】
今回の作品について、三浦貴大は「震災から15年経った今、この作品をやることにすごく意義があると思いました。僕が演じる大倉は実在の人物をモデルにしている役なんですが、脚本を読んで、これだけの思いで現地に向かった人たちがいたんだと改めて感じました」と受け止めたことを語っている。

(C)フジテレビ