JR東海は、飯田線の天竜峡~宮木間における降車時の運賃支払いを対象に、3月14日始発からQRコード決済を導入すると発表した。決済対象アプリは「PayPay」とのこと。2両以下で運転しているワンマン列車の車内で、支払いに高額紙幣を利用する場合に生じていた両替しづらい状況を改善し、便利に利用してもらうことを目的としている。

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    飯田線の一部区間で降車時の運賃支払いを対象にQRコード決済を導入

3月14日のサービス開始後、対象となる区間の駅(天竜峡駅、飯田駅、伊那市駅は除く)で降車する際、運転士に「PayPayで支払う」と伝え、「PayPay」アプリを起動。運転士が提示するQRコードを読み取り、運賃表示器で乗車駅からの運賃を確認し、「PayPay」アプリに金額を入力する。運転士に入力画面を提示してから「支払う」ボタンをタップし、支払い完了後の画面を運転士に見せることで降車できる。長距離の乗車など、運賃表示器で運賃がわからない場合は運転士に尋ねるよう求めている。

天竜峡駅、飯田駅、伊那市駅では3月14日始発から、降車時に駅係員へ運賃を支払う際、QRコード決済を利用できる。これら3駅は2両以下のワンマン列車に限らず全列車を対象としているが、料金の支払いと駅窓口での「乗り越し精算」は対象外(定期券など一部の乗車券を除く)とのこと。いずれの場合も、決済対象アプリは「PayPay」のみ。利用者が運転士または駅係員の提示するQRコードを読み取って決済するユーザスキャン方式の支払となる。

なお、従来通り現金での支払いも可能。通信障害などで決済できない場合も現金での支払いとなる。支払い金額の入力間違いによる返金はその場で行えず、誤って支払った場合は運転士や駅係員に申し出る必要がある。後日、取引情報を確認したうえで返金するとのこと。