小田急電鉄が運営する「ロマンスカーミュージアム」は10日、ロマンスカー・VSE(50000形)の展示を3月19日から開始すると発表した。あわせて展示記念企画「VSE -声がつなぐロマンスカーの記憶-」を3月19日から8月24日まで実施する。

  • 「ロマンスカーミュージアム」に搬入されたロマンスカー・VSE

    「ロマンスカーミュージアム」に搬入されたロマンスカー・VSE

常設展示する車両はロマンスカー・VSE(50000形)の50001号車(10号車)。展望席の上に運転室を設置していることが特徴で、連結部付近に車掌室を備える。「ロマンスカーミュージアム」での展示に向けて、車体を塗装し直したほか、駅ホームと同じ高さのデッキを新設し、車両中央の乗降扉と連結部にある車掌室の2カ所から出入りできるようにした。

ドーム型の天井や、進行方向に対して角度をつけ、風景を楽しめるようにした座席、さらに車掌用機器も間近で見学できるという。展示開始は3月19日10時から。3月31日まで先着順かつ5分ごとの完全入替制で車内へ案内するとしている。

展示開始初日の閉館後、VSEの運転席へ案内するほか、照明の昼・夜モード切替えなどを含む貸切撮影会も行う。17時45分からと20時からの2部制で、定員は各部10人。参加費は1人5万円。「小田急ONE」サイトで3月11日12時30分から申込みを受け付ける。3月19日からVSE展示開始記念グッズも販売開始し、トートバッグやクリアファイル、鉄博印など用意する。

  • 原寸大図面展示イメージ

    原寸大図面展示イメージ

  • VSE乗務員体験ツアーイメージ

    VSE乗務員体験ツアーイメージ

  • 学芸員解説ツアーイメージ

    学芸員解説ツアーイメージ

  • 照明を夜モードにした「ロマンスカーミュージアム」

    照明を夜モードにした「ロマンスカーミュージアム」

記念企画として、車両の設計図を原寸大に引き伸ばして展示する「原寸大図面展示」を実施。先頭車両の構造やデザインを実車と見比べながら楽しめるようにした。あわせて開発の経緯と設計に込めた思い、誕生から運行終了までの物語を関係者の声で紹介するパネル展示、定期運行終了時に寄せられたメッセージと新たに募るメッセージを並べる展示も実施する。

車掌室でアナウンスやドア開閉ボタンの操作を体験できる「VSE乗務員体験ツアー」、学芸員がVSEの歴史と車両構造、内装の意図など解説する「学芸員解説ツアー」は5月に行う。