俳優の柿澤勇人が主演を務めるTBSのドラマ『終(つい)のひと』(毎週火曜24:58~ ※一部地域を除く、放送時間変更の可能性あり)の第8話「部分火葬~スケアクロウ~」が、10日深夜に放送される。
末期ガン17歳の叫び「夢なんかなくたって、足なんかなくたって生きたい!」
清水俊氏の同名漫画『終のひと』を原作とする本作は、型破りな葬儀屋がときに風変わりな依頼に挑むヒューマン・エンターテインメント。柿澤が演じる元刑事で余命わずかの破天荒な葬儀屋・嗣江宗助(しえ・そうすけ)は、銀髪にヘビースモーカーというアウトローに見える風貌だが、その裏には愛情深さや誠実さが確かにある、弔いのプロフェッショナルという役どころだ。
吐血して入院した嗣江(柿澤勇人)は、自分と同じ末期ガンを患う17歳の少年・岬(望月春希)と出会う。自らの死を受け入れて達観し、毒舌になった岬と、不思議な交流をはじめる嗣江。
そんななか、2人の病室に、岬と同じ17歳のサッカー少年・琢磨(市原匠悟)が入院する。全国大会出場の目前で骨肉腫が発見され、足を切断することになった琢磨。幼い頃からの夢を失った琢磨は、「もう死んだ方がましだ」「夢を諦めたら、生きている意味なんてないんだよ!」と自暴自棄になる。
思わず吹き出しながら嘲笑う岬だったが、「夢なんかなくたって、足なんかなくたって生きたい!」と本音を吐露。あらためて自身の人生と向き合う琢磨に、嗣江は「気持ちの区切りをつける手助けをしてやる」と手を差し伸べる。
【編集部MEMO】
本作がドラマ初主演となる柿澤勇人。放送前には、「この作品のオファーをいただいた時期、僕は11年前に旅立った高校の同級生が眠るお寺で手を合わせていました。毎年彼女の命日には担任の先生やクラスメイトが集まり、彼女との想い出や昔話に花を咲かせます。しかし、僕も皆も口を揃えて言うのが、未だどこか彼女の死を受け入れられない、信じることができないということ。ご遺族のことを思うと一層胸が締め付けられます。人はいつか絶対に死ぬというのに、僕は今を生きることに精一杯で、自身の死後について、葬儀やお墓、ましてやエンディングノートについても考えられていません。しかし、清水俊さんの原作を拝読し、徐々に自分の死生観が変わりつつあります。一つとして同じ葬儀は無いこと、そして葬儀は遺された者たちのためでもあること・・・。このドラマを通して皆様の心のどこかに生きることと死ぬことについて少しでも何かを残すことができれば本望です。その一方でしんみり、悲哀に満ちたドラマにするつもりもありません。素敵なキャスト・スタッフと共に軽妙な芝居を作り、時にクスッと、時にうるっとくる作品を目指したいと思います!」とコメント寄せていた。
(C)「終のひと」製作委員会




