フジテレビ系お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(毎週月~金曜11:50~)が、2月23日に放送800回を達成した。生放送ならではの“予定不調和”な展開でお昼を明るくしているが、その中心にいるのがMCのハライチ(岩井勇気・澤部佑)と神田愛花だ。

今回、そんな3人に鼎談インタビューを実施。全3回の第1回は、スタートから4年目に突入しての関係性の変化や、神田が「アントニオ猪木選手権」で起こした“奇跡の瞬間”の真相が明かされた――。

  • (左から)神田愛花、岩井勇気、澤部佑

    (左から)神田愛花、岩井勇気、澤部佑

「共演者」から「近所のお姉さん」に

――4年目に突入して、3人の関係性や距離感の変化はありますか?

澤部:最初は神田さんが「共演者」って感じでしたけど、今は「近所のお姉さん」みたいな感じがしますね。「あれ、今日も会いましたね」みたいな感じで、距離としては共演者よりも縮まってると思います。近所のお姉さんって嫌な人もいるけど、優しい近所のお姉さんですよ。

神田:良かった(笑)。うれしいです。

岩井:ふとテレビをつけた時に神田さんが出てたら「おっ」ってなりますね。「うちの」ってちょっと思います。

神田:うれしい!

――どんな発言をするのか、心配してしまう感じもあるのですか?

岩井:心配っていうよりは「うちの人が勝手に出てるな」って(笑)

神田:「聞いてないよ」みたいな?(笑) 私はもう完全に変わりまして、前は「夫が会ってる芸人さん」だったんですけど、今は私のほうがすごく会っていて、完全に委ねるようになりました。2人のペースがあって、そこに乗っかれば何を言っても大丈夫という安心感で、気持ちが疲れなくなったんです。

ハライチ:へぇ~!

――それは何かきっかけがあったのですか? それとも徐々に醸成されていった感じでしょうか。

神田:だんだんです。人見知りなので……でもハライチのおふたりはもっと人見知りなんですけど(笑)。今は精神的にも技術的にも完全に委ねて、おふたりが「GO」って言ったら行くし、「待て」って言うなら待つ、みたいな感じです。

――以前、岩井さんが「『ぽかぽか』では神田さん本人しか理解できない時間を大事にしたい」とおっしゃっていましたが、神田さんがそれを自覚しつつ果敢にご自身の言いたいことを話せるというのは、その安心感が大きいですか?

神田:そうです。他の番組だとシーンとしてしまって、二度と振ってくれないみたいなこともあるんですよ(笑)。でもこの番組は、流す時は流すし、受けてくれる時は受けてくれるので、「嫌いじゃないんだな」っていうのが分かって、安心してしゃべれます。

岩井:他の現場で「嫌われてるかも」って感じることがあるんですか?

神田:時と場合にはありますよね。まあ、こういうタイプが苦手な人もいるんじゃない?(笑)

「神田さんは本当にダメなこと言ってもいい」

――その神田さんが果敢に攻めていくエピソードで思い出すのが、舘ひろしさんをゲストに迎える事前に「◯◯っぽい」の質問案を発表する中で、「若かりし頃、事務所総出でゴシップをもみ消したことあるっぽい」って出したじゃないですか。

澤部:あれはヤバかったですよね(笑)

岩井:すごいですよね(笑)

神田:どのへんがすごいんですか? よくある話ですよね?

澤部:いやいや、ご時世的にもいろいろハマった質問じゃないですか。

――神田さん以外全員が「それは本人に絶対出しちゃダメ!」ってなったじゃないですか。それでも果敢にぶつけたのが、さすがだなと思いまして。

神田:あれは澤部さんの目が「本気のダメ」じゃなかったんです。それが分かるようになったので、言い方を変えれば拾ってくださると思ったんですよ。あの時の目はそうだったと思います。

澤部:いや(笑)、これはさすがに本人の前では出さないだろうと思ってたんですけど、実際に出しちゃったから、「こいつっ!」って思いましたね(笑)。その瞬間、僕はスタッフさんの顔をすぐ見て、何とかしなきゃと思って動いてたと思います。

神田:ありがとうございます。

澤部:でも、やっぱり舘さんが本当に器の大きい方で、何にも動じなかったので、盛り上がったんですよね。

神田:ハライチのおふたりの気づかいがあってですからね。本当にダメな時は、本当にダメな空気を出すので、それはちゃんと分かります。

岩井:神田さんは本当にダメなこと言ってもいいんですよ。

神田:そりゃあ、私だけクビになっちゃうよ。

岩井:そんなことないです。番組が終わるだけです(笑)

澤部:全員の居場所がなくなる(笑)