やっぱりビートたけしはすごい――お笑いコンビ・ナイツの塙宣之は、若手芸人のネタに対するたけしの評価を聞き、あらためて“天才”だと感じたという。ウケているかどうかだけでなく、「ずらし」や「テレビとの相性」まで見通したたけしの言葉には、長年第一線に立ち続けてきた理由が凝縮されていた。
ビートたけし、後輩芸人に愛ある助言「一発屋で終わるぞ」
12日に東京・浅草の東洋館でお笑いコンテスト「たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」が開催され、たけしとナイツが審査員として参加。14日放送のTBSラジオ『土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜9:00~12:45)では、塙が同コンテストの様子を振り返った。
優勝したお笑いコンビ・スパイシーガーリックについて、音楽を使ったネタだったと説明し、「賞レースやネタ見せに行くと、『そのネタはな……』って言われるんだって。でも俺は、ただの音を使ったネタじゃなくて、ちょっとずらす工夫があると前から思っていた」と高く評価。すると、たけしも「ウケてたし、あいつら音楽なんだけど、ただ音楽を使ってるだけじゃなくて、あいつらちょっとそこをずらしてる」と同様の視点で褒めていたという。
また、同大会に出場したお笑いコンビ・共犯者については、「めちゃくちゃウケた。センスがすごくいい」と実力を認めつつ、「喧嘩漫才だけでなくて、普通のネタやればいいのにって思った」とネタの内容を指摘。たけしもネタ自体には笑っていたものの、「普通のネタやった方がいいよ」とコメントし、終演後には「今の漫才でテレビ出ても使いづらいし、一発屋で終わるぞ」とアドバイスを送っていたという。
塙は「(自分の意見が)たけしさんに引っ張れているかもしれない」と笑いながらも、「俺も本当に全部そう思っていたことだった。だからたけしさんすごいなって。俺は本当に心からやっぱりビートたけしはすごいな、天才だって思った」と語り、衰えを感じさせない審美眼に感服していた。
【編集部MEMO】
「たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」は、「江戸まちたいとう芸楽祭」の目玉プログラムとして2019年にスタート。「その日一番ウケた奴に賞を贈る」というお笑いコンテストで、2026年開催の第8回大会では、ビートたけし、ナイツが審査員を務め、お笑いコンビ・スパイシーガーリックが優勝した。
