JR北海道ホテルズとJR北海道は、函館駅隣接のホテル「JRイン函館」に鉄道コンセプトルーム「北斗星コレクションルーム」を新設すると発表した。利用開始日は寝台特急「北斗星」が定期運行を開始・終了した日にちなみ、3月13日とする。

  • 「北斗星コレクションルーム」入口ドア

    「北斗星コレクションルーム」入口ドア

「北斗星コレクションルーム」は、1988年3月から27年間にわたり、上野~札幌間で運行された寝台特急「北斗星」をテーマにした客室として新設。客室のタイプは禁煙ラージツインルーム(30平方メートル)とされ、定員は3名。1日1室限定で販売する。函館駅ホームを見下ろす8階821号室を使用し、トレインビューを確約する。

客室ドアに「北斗星」のヘッドマークとJR北海道所有車両のエンブレムをラッピングし、A個室寝台「ロイヤル」で使用していたソファベッドとチェアを室内に設置。食堂車「グランシャリオ」で使用していたテーブル照明も配置するなど、実物の鉄道部品を随所に取り入れる。「北斗星」の各車両で使用していた食堂車の看板や壁面ブラケット照明などの備品を1枚のパネルにまとめた「北斗星コレクションボード」を壁面に設置する。

「北斗星」で実際に使用していた浴衣の復刻版、客室モニターで視聴できる「北斗星」の動画(ビコム制作の市販品)、過去に販売したオフィシャルブックレットやパース、当時の写真など1冊にまとめた「北斗星コレクションブック」も客室内に用意する。

  • 「北斗星コレクションルーム」内観

運行当時に車内で販売していたエンブレムキーホルダーの復刻品などを収めた「北斗星コレクションケース」も設置。「鞄いたがき」が保管していた貴重なメダルを使用した復刻版キーホルダー2種類の特製本革パネルのほか、「北斗星」プレートや車内販売品、備品なども展示する。 窓際には、寝台車通路側面に備え付けていた折りたたみ椅子とミニテーブルを配置。かつて函館駅に入線・出発した「北斗星」を想起しながらトレインビューを楽しめる空間とする。壁面には、「北斗星」の乗車歴約460回を持つイラストレーター、鈴木周作氏による水彩色鉛筆画パネルを設置する。

料金は素泊まりで2名1室2万5,000円から、3名1室2万7,000円から。復刻版「北斗星革製コースター」付きプランは2名1室2万7,100円から、3名1室2万9,100円からとなる。朝食は別途1名2,600円。予約は「JRイン函館」公式サイト限定で受け付ける。

宿泊プラン共通特典として、「北斗星」のシャワーカードをイメージしたルームキーを1滞在につき1枚、チェックアウト後に持ち帰り可能とする。鈴木周作氏描き下ろし水彩色鉛筆画をデザインに取り入れたオリジナル宿泊証明書も人数分進呈。JR北海道の制服・制帽も記念撮影用にロビーで貸し出すとのこと。