ココナッツミルクの穏やかなコクと、青唐辛子の刺激がやみつきになる無印良品の定番、「グリーンカレー」。実は無印には、辛さレベルを抑えた“辛くないグリーンカレー”もラインナップされているのはご存じですか? 今回は、この2種類を食べ比べ。それぞれの味わいの違いと、アレンジの可能性を探ってみました。
「辛い」のと「辛くない」のを比べてみる
2002年に発売されたグリーンカレーは、青唐辛子とココナッツミルク、タイの生姜や6種類のハーブを使った香り豊かな味わいで、リピーターが多いのも納得のロングセラーです。
辛さレベルはMAXの「5辛」。口に入れた瞬間に感じるのがココナッツミルクの深み。それから青唐辛子の辛みが追いかけてきます。すっきりとした辛さで、カレーのうまみとハーブ系の香りがしっかりと感じられる仕上がり。ただ、辛いものが苦手な人には、少々ハードルが高いかもしれません。
そこでもうひとつの選択肢が、「辛くないグリーンカレー」。無印では「見た目も味も、辛さ以外はグリーンカレー」と紹介されています。
ほのかに柑橘を思わせる香りで、ココナッツミルクのまろやかさが際立っています。唐辛子を使っていないので辛さはなし。グリーンカレーらしい風味がきちんと楽しめるので、辛いものが苦手な人でも取り入れやすい味わいです。
味がしみた具は、どちらもタケノコ、鶏肉、ふくろたけ。鶏肉はやわらかく煮込んであります。もしかして、両方を混ぜたら「中辛のグリーンカレー」ができるのでは……?
1:1の割合で試してみると、辛さが和らぐだけでなく、それぞれのコクが合わさった深い味わいになりました。ミックスにすることでバランスが取りやすくなり、辛さとまろやかさの両方を楽しめます。
ただ、青唐辛子の辛みはきちんと残るので、辛さが心配な人は、「辛くない:辛い=2:1」から試してみるとよさそうです。
簡単アレンジレシピ
無印のグリーンカレーの特徴は、しっかりとしたうま味とさらりとした質感。そのままでも完成度が高いですが、ベースとしてアレンジに活用するのもよさそうです。
そこで、「辛い」と「辛くない」それぞれを使った、手軽なアレンジレシピを試してみました。
辛いグリーンカレーで即席ポタージュ
青唐辛子のうま味とキレのある辛みが特徴の辛いグリーンカレーは、さらりとした質感なので、スープ系のアレンジとも相性がよさそうです。
というわけで、カップのコーンスープと合わせて即席ポタージュにアレンジしてみました。
カップスープを指定の量のお湯で溶き、温めた辛いグリーンカレー大さじ4を加えれば完成です。
コーンスープの甘みのあとに広がる、じんわりと青唐辛子の辛さ。コーンのやさしい甘さを損なわず、ココナッツミルクのコクが自然に重なって、意外なほどまとまりのある味わいです。
カレーの量を調整すれば、辛さやコクの出方も変わります。好みに合わせて少しずつ加減しながら、自分なりの黄金比を探すのも楽しそうです。
辛くないグリーンカレーでドリア
辛みを気にせずに使える「辛くないグリーンカレー」は、煮込んだり焼いたりするアレンジに向いていそう。包丁とまな板を使わないお手軽アレンジで、ドリアを作ってみます。
五穀米に具を乗せ、カレーとチーズをかけてオーブントースターへ。チーズにこんがりと焼き色がついたら完成です。
五穀米にカレーがなじみ、全体がまろやかな一体感のある味わい。ココナッツミルクのコクとチーズの塩味が重なり、やさしいのに満足感のある仕上がりです。カレーの具材がそのまま使えるのも便利ですね。
あなたに合うグリーンカレーは?
今回は、無印の「辛い」「辛くない」両方のグリーンカレーを食べくらべました。それぞれの特徴をまとめると……
辛いグリーンカレー:青唐辛子の刺激をしっかり楽しみたい人、本場感のある味わいを求める人
辛くないグリーンカレー:辛さは控えたいけれど、ココナッツやハーブの風味は楽しみたい人
ミックスアレンジ:辛さを調整しながら食べたい人、家族で好みが分かれる場合
完成度が高くて応用が利く、無印のグリーンカレー。定番として長く愛される理由を、あらためて実感しました。








