京成電鉄は13日、成田空港アクセスのさらなる強化に取り組むと発表し、2028年度の運行開始を予定している「新型有料特急」の車両デザインイメージを一部公開した。成田スカイアクセス新線整備計画の検討着手についても発表している。

  • 「新型有料特急」の車両デザインイメージ

    「新型有料特急」の車両デザインイメージ

現在、成田空港において第3滑走路新設などの機能強化が進められており、これに伴う中長期的な需要増加等に対応するため、京成電鉄は輸送力の増強とさらなる利便性向上に取り組んでいるという。「新型有料特急」は、押上駅から空港第2ビル駅を結ぶアクセス特急と同じ区間を走行する予定。アクセス特急は押上~空港第2ビル間をおおむね50分台で走る一方、「新型有料特急」は最速30分台前半で走行し、空港アクセスの輸送力増強と利便性向上を図る。

今回、「新型有料特急」について車両外観デザインイメージの一部を公開。2028年度の運行開始に向けて車両設計を進めており、最高速度160km/hの予定だが、運行形態や愛称など詳細は鋭意検討中とのこと。デザインのコンセプトや全貌も含め、今後、段階的に発表していく。

  • 成田スカイアクセス新線整備(複々線化)計画

    成田スカイアクセス新線整備(複々線化)計画

「新型有料特急」が運行開始した後の輸送力増強について検討する中で、成田空港周辺(成田湯川~成田空港間)にある単線区間の複線化に合わせ、「スカイライナー」および「新型有料特急」専用となる成田スカイアクセス新線整備(複々線化)計画の検討にも着手するという。複々線化区間は新鎌ヶ谷~印旛日本医大間の約20kmとされた。

新線整備(複々線化)計画により、新鎌ヶ谷~印旛日本医大間は「スカイライナー」と「新型有料特急」、一般列車(アクセス特急や北総鉄道が運行する普通)の運行本数が増加するほか、「スカイライナー」の日暮里~空港第2ビル間における所要時間を現行の最速36分から30分台前半へと短縮。2028年度の運行開始を予定している「新型有料特急」の場合、押上~空港第2ビル間の所要時間を現行の最速30分前半から20分台後半へと短縮するという。