業務スーパー、通称「業スー」には、他ではなかなか見かけない食材がずらり。つい、あれこれ試したくなってしまいますよね。今回見つけたのは、さばフレークにサバカリー、そしてサバタコス……サバタコス!? 気になる3品を手に取り、それぞれに合いそうな食べ方で試してみました。

  • 「業スー」でみつけたサバ商品3つ

    「業スー」でみつけたサバ商品3つ

見た目はかなりドライ

今回のフレークはすべて「宮城製粉株式会社」のパウチ商品。お店では常温販売ですが、開封後は要冷蔵です。

まずは、さばフレークを開封します。立ちのぼる香りは、まさにサバそのもの。一般的な鮭フレークと比べると水分が少なく、ほろほろとしたドライな質感が印象的です。

続いてサバカリー。開封した瞬間、まずカレーのスパイシーな香りが立ち上り、遅れてサバの風味が追いかけてきます。

まだ味の想像がつかないサバタコスも開封してみます。最初に感じるのはサバの香り。そのあとから、メキシカンなスパイスを思わせるタコソースの香りがふわっと広がりました。

そのまま食べてみると…….

さばフレーク:やさしい塩味で、くさみはほとんど感じません。サバの主張は控えめですが、そのぶん料理になじみやすそう。ベース使いに向いている印象です。

サバカリー:カレーの香りがしっかり立ち上ります。ドライカレーのような仕上がりで、ほんのり甘みも感じるタイプ。スパイス感はあるものの、全体としてはバランス型です。

サバタコス:タコソースの風味がはっきりと感じられ、3品の中ではもっとも個性的。ピリッとした辛みもあり、単体でも存在感があります。

  • 左からさばフレーク、サバカリー、サバタコス。サバカリーには小さなニンジンが入っています

    左からさばフレーク、サバカリー、サバタコス。サバカリーには小さなニンジンが入っています

「これならおいしい?」を実際に作ってみた

3種とも方向性が異なり、使い方次第でぐっと印象が変わりそう。そこで今回は、それぞれに「これは合うはず」と思える料理を2品ずつ試してみました。

さばフレーク

やさしい味わいのさばフレークは、まずは王道のごはん系から。混ぜ込みおにぎりにしてみます。

ごはん軽く1杯に対し、さばフレークはやや多めに。全体にふんわり混ぜ込みます。

そのままでもまとまりますが、海苔を巻くとぐっと食べやすくなります。素朴な見た目で間違いのない安定感。さばの主張が強すぎないので、青魚が苦手な人にも試しやすい仕上がりです。梅干しを忍ばせれば、さらにさっぱり感がアップしそう。

続いては、手軽にお吸い物茶漬け。

市販のお吸い物の素とさばフレークをごはんにのせ、熱湯を注ぐだけ。ひと口すすると、やわらかな魚の旨みが広がります。鮭茶漬けよりも穏やかな味わいで、さらっと食べられる印象。忙しい日の軽食や、小腹が空いたときにも重宝しそうです。

サバカリー

しっかりとスパイスの風味が立つサバカリーは、アレンジの幅も広そうな印象。カレー味ということで、まずはジャガイモと合わせてみました。

トライするのは、ベーコンやソーセージの代わりにサバカリーを使った、ジャーマンポテト風アレンジです。

正直なところ「少し軽めの仕上がりになるかも?」と思っていたのですが……これが予想以上に好相性! サバの旨みがホクホクのジャガイモとよくなじみ、後味にほんのりスパイスの余韻が残ります。ベーコンとはまた違う、さっぱりとしたコクが楽しめました。

サバカリーがベーコンやソーセージの代わりになるなら、チャーシューの役目もできるかも? ……というわけで、「カレー味×ごはん」の王道の組み合わせで、チャーハンにもトライ。サバカリーに、コーンとネギを加えて彩りもプラスします。

炒めることでスパイスの香りがさらに立ち、サバの旨みもはっきり。コーンの甘みが全体をやさしくまとめてくれます。手軽なのに満足感があり、忙しい日の一品としても活躍しそうです。

サバタコス

サバタコスは、生野菜と相性が良さそうな印象。まずはサラダで試してみました。

ちぎったレタス、カットしたミニトマト、ばら干し海苔をサバタコスと和えて、レモン汁とオリーブオイル、塩コショウで作ったシンプルなドレッシングをかけます。

タコソースのスパイシーな風味とレモンの酸味がよく合い、想像以上にまとまりのある味わいに。イメージとしては、しっかり味のついたツナサラダ。さっぱりしているのにコクがあり、食べ応えも感じられます。後味にピリッと辛さが残るので、大人向けの一皿といえそうです。

タコソースの香りがしっかりしているので、チーズとも好相性のはず! というわけで、トーストアレンジもしてみました。コーンとミニトマトを加え、チーズとサバタコスをやや多めにのせ、オーブントースターで加熱。

すると、スパイスの香りが立ち、サバタコスはまるでピリ辛サラミのような存在感に。とろけるチーズとの組み合わせも自然で、軽食として十分満足できる仕上がりです。辛さはややしっかりめなので、スパイシーな味が好きな人に特に向いていそう。

今回のまとめ

今回は、業スーで見つけた「さばフレーク」「サバカリー」「サバタコス」を、それぞれの特徴に合いそうな食べ方で試してみました。

どれも味の方向性がはっきりしているので、用途をイメージして使えば、手軽に一品が完成します。特に筆者が気に入ったのが、サバタコスのサラダアレンジ。普段の食卓に少し変化をつけたいときに活躍してくれそうです。業スーで見かけたら、ぜひ自分好みのハマりレシピを見つけてみてください。