永野が心を動かされたのは、大きな事件も、劇的な展開も起こらない“静かなドラマ”だった。その物語を観たとき、“無理をしていた自分”に初めて気づいたという。
「ビックリした」「すごく丁寧」
真造圭伍氏の漫画を原作に昨年放送されたNHKドラマ『ひらやすみ』は、都会に住むフリーター・ヒロト(岡山天音)と、山形から上京してきたいとこ・なつみ(森七菜)の日常を描くヒューマンドラマ。1月28日、YouTubeチャンネル『永野とモグライダー芝のぐるり遠回り【テレビ朝日】』で、永野は出演者の俳優・吉村界人に勧められたといい、「めちゃくちゃよかった」と大絶賛。「何も起こんないっちゃ起こんないんですよ。阿佐ヶ谷の話で。これがね、すごくよかったな」としみじみ語り、「ビックリしたことがあって。すごく丁寧なんですよ。ドラマとして。すごいっすね」と感嘆した様子だった。
続けて、「今のドラマ、ヤバくない? ドーンッて何かが起こるわけじゃないんですよ。紡ぐようにこう……。これ観たときに、なんか時代がもう変わってるんだなと思って」と話した永野。出演者に関しても、「役者さんはいわゆる二枚目でとか、長身でとかじゃない。みんなカッコいいけど……」としつつ、「演技がうまい。めちゃくちゃうまいから。なんかいい時代に入ったと思いました」「もうハイレベルすぎて。この人たちの芝居がよすぎて、レベル高かった」と絶賛した。
また、「一気に観たくなる」とアピールした永野は、「同級生とか親友に対して、“お前そんな人じゃなかったじゃん!”みたいな。なんかそういうドラマ。“今無理してっけど違うじゃん!”みたいな。なんかすごいいいんですよ。わかる?」と熱弁が止まらず。同ドラマで、“無理をしていた自分”に気づいたそうで、「自分の形がわかんなくなっちゃったというか。“止める人いればよかったのにね”っていう人いっぱいいるじゃん。俺、それで苦しんでたんだと思いますよ。『ひらやすみ』観て思いました」と明かしていた。
【編集部MEMO】
芸人として生活がギリギリだった頃、実は毎日のように一緒に過ごしていたという永野と芝。コスパやタイパを重視する人が増える中、順風満帆とは言えない“遠回りな人生”で「楽しさ」を求めて無駄を謳歌してきた2人が、青春ポッドキャスト『ぐるり遠回り』でトークを繰り広げる。
