JR東日本東北本部は、「快速湯けむり号」や特急「イブニングウェイ」などで活躍してきたキハ110系「レトロラッピング車両」について、カラーリングを変更し、国鉄時代の懐かしい色合いを再現した「おもいで車両」として運行開始すると発表した。
キハ110系「レトロラッピング車両」は、2022年の鉄道開業150年を記念して登場。「150年前の客車」をテーマに、鉄道開業当時の客車が「110形蒸気機関車」に牽引されたことにちなみ、キハ110系1編成(2両編成)に当時のデザインを模してラッピングしたという。
2022年3月から仙台~新庄間(東北本線・陸羽東線経由)の「快速湯けむり号」で運行され、他にも東北エリアを中心に臨時列車等で活躍。2025年7月に仙台~小牛田・石越間(東北本線経由)で運行開始した特急「イブニングウェイ」にも使用されたが、「レトロラッピング車両」の定期検査にともない、現在は同形式車両による運転となっている。
「レトロラッピング車両」から生まれ変わる「おもいで車両」に関して、車両イメージ図も公開された。国鉄時代の急行形気動車(キハ58系、キハ65系など)で採用していた朱色とクリーム色の「国鉄急行色」を再現した外観デザインとなっている。「郷愁を誘うノスタルジーカラーの『おもいで車両』で新たな東北の旅をご満喫ください」とのこと。
なお、JR東日本東北本部では、キハ110系を使用した2026年春(3~6月)の臨時列車として、3月21日以降に仙台~山形間(仙山線経由)で快速「おもいで作並・山寺号」、4月4日以降に郡山~仙台間(東北本線経由)で快速「おもいで花めぐり号」、5月2~6日に仙台~鳴子温泉間(東北本線・陸羽東線経由)で快速「おもいで湯けむり号」、5月9日以降に仙台~女川間(東北本線・石巻線経由)で快速「おもいで女川シーパル号」などの運転を予定している。
