俳優の志田未来が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『未来のムスコ』(毎週火曜22:00~)が1月13日からスタートする。志田が演じる崖っぷちのアラサー女性・汐川未来(しおかわ・みらい)のもとに、“未来のムスコ”だと名乗る男の子が現れたことから始まる、時を超えたラブストーリーだ。主演作で母親役を演じるのは2006年の連続ドラマ『14才の母~愛するために 生まれてきた~』(日本テレビ)以来20年ぶりとなる志田に、自身と同名の未来の魅力や共通点、近年の変化など話を聞いた。
ドラマは、『マルモのおきて』(2011年・フジテレビ)の脚本などで知られる阿相クミコ氏と、黒麦はぢめ氏による人気コミック『未来のムスコ~恋人いない歴10年の私に息子が降ってきた!』が原作。恋も仕事も夢も中途半端だったヒロインがある日突然母となり、子育てを通して、誰かと生きること、支え合うことの意味を知り、自分らしく生き直していく姿を描く。未来から来た息子・汐川颯太(しおかわ・そうた)を子役の天野優が演じる。
かつて主人公を演じた『14才の母』とは異なり、本作では突然、息子が現れて物語が始まる。志田は「(『14才の母』とは)全く違う感覚なんだろうなと思った」と撮影前の心境を吐露し、「今までのドラマの現場とは雰囲気も違うんだろうなと楽しみもあり、母親役としてしっかりやっていけるかなという不安も少し感じていました」と胸中を明かす。
志田が演じる未来は、“定職なし、貯金なし、彼氏なし”で、俳優という夢を追い続けるも日の目を見ず、バイト生活を送っている28歳の女性だ。そんな未来の魅力を聞くと、「一生懸命で、まっすぐで、太陽のような存在」と志田。自身と同じ名前ということで「すごく運命だなと感じた」と言い、同名という以外に「芝居が好き」という共通点もあり、演じやすさを感じたという。
「今回の役は、すごく演じやすいなと思っています。自分にすごく似ていて。未来は自分もこういうことを言うよな、ということを言いますし、似ている部分が多いと思います」
未来とは、俳優としての役への向き合い方にも近しい部分があるという。
「未来はお芝居が大好きで、自分の時間を削ってでもしっかり台本に向き合うし、ちゃんと読み込む。そういった裏の部分で『私もこういうふうにやっているな』と思う部分はあります。あと、セリフを覚えるシーンでも、本当に私が覚えているときの体勢で覚えていて(笑)。『ここ、自分だな』と思うポイントがあるんです。もちろん、作品の未来は違う努力の仕方もしているので全部が一緒というわけではないのですが」
ドラマは、突然現れた颯太に戸惑いながら、2人の奇妙な共同生活が始まる。戸惑いからスタートするため特別な役作りはせず、「撮影期間を通して自然と優くんと仲良くなって、未来と颯太みたいな関係性になれたらいいな、と……」と志田。未来役を演じるうえで意識していることは“未来の成長”だと語る。
「最初から2人の関係性が良すぎると、あまり未来の成長が見せられないのかなと思って。段階を見ながら、未来が成長していく姿を意識して演じています」
親友役・西野七瀬との共演は癒やし「『女神が来た!』と」
そんな本作では、颯太がパパだと言う“まーくん”の候補として塩野瑛久、小瀧望(WEST.)、兵頭功海と共演する。
「塩野さんは、優くんと遊んでいるとすぐに来てくれて、3人で仲良く遊んだり、そういう環境を作ってくださったり。子供にも現場のみなさんにも優しいし、すごく気を遣ってくださる方で感謝しています。小瀧さんは、関西の方なのでよくお話されるのかなと思っていたら静かで(笑)。兵頭さんは、監督とよくお芝居の話をされていて、すごく役と向き合っていらっしゃる方で、私も影響を受けています。みなさんもっといろいろな一面があると思うので、探っていきたいと思います」
また、未来の親友・今井沙織役で、西野七瀬も出演。志田は、西野との共演シーンを“癒やし”だと微笑む。
「3人の“まーくん”候補に囲まれていたり、優くんとわちゃわちゃ撮影したりする中で、『女神が来た!』といつも思っています(笑)。西野さん自身もおっとりされてすごく落ち着きがある方なので、その雰囲気に助けられています」
颯太役の優くんについては「スタッフさんに『こうしてね』と言われると『わかった』って言って、ちゃんと本番で一発オッケーが出るようにお芝居される。5歳にしてすごいプロだなと感じています」と感嘆。撮影中は、自身の子役時代も思い出していたという。
「私も、最初の頃は母が現場についてきて二人三脚で頑張っていたので、母への思いのようなことを思い出しました。一緒に現場に来て、『ここはもっとこうした方がいい』と叱ってくれたり、良いところは『ここ良かったよ』と褒めてくれたり。それはやっぱり子供の頃じゃないとないことなので、すごく思い出しました」



