俳優の沢口靖子が主演を務める、テレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 ファイナル』が、23日(20:00~21:48)に放送されることが1日、わかった。

  • テレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 ファイナル』

    テレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 ファイナル』

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いてきた『科捜研の女』。1999年10月のスタート以来、26年間にわたって現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきたが、シリーズ放送300回という節目を迎え、その歴史に幕を下ろすことが決定した。

『ファイナル』で描かれる“榊マリコ最後の事件”の舞台は、京都市内の“スマート・モビリティ実証実験特区”。IoT、AI、自動運転などの技術を実験的に導入した最先端エリアで突如、複数のIoT機器が一斉に暴走。爆発に巻き込まれたロボット企業の開発部員男性が死亡する衝撃事件が発生する。

便利さと効率の象徴だったIoT機器が、一転して“制御不能な凶器”に変貌した原因は何者かによる不正アクセスなのか、マリコをはじめとする科捜研のメンバーたちはデジタルの痕跡をひとつずつたどりながら、前例のない科学犯罪に挑んでいくことになる。

また、京都府警捜査一課刑事・土門薫(内藤剛志)をはじめ、物理担当研究員・君嶋直樹(小池徹平)、洛北医大の解剖医・風丘早月(若村麻由美)、化学研究員・宇佐見裕也(風間トオル)、科捜研所長兼文書研究員・日野和正(斉藤暁)、会計畑から科捜研を支える加瀬淳平(加藤諒)、映像データ研究員・涌田亜美(山本ひかる)、土門とコンビを組む若手刑事・蒲原勇樹(石井一彰)、府警本部長・佐伯志信(西田健)、刑事部長・藤倉甚一(金田明夫)ら、『科捜研の女』の世界に欠かせない全レギュラーも堂々集結。これまでの歴史に裏打ちされた安定感抜群のチームワークで、運命のラストケースに挑む。

さらに、『ファイナル』放送を記念して、『科捜研の女』5大メモリアルプロジェクトも始動。その第1弾として、最初で最後のファンミーティング「科捜研の女 FINAL―26年分の『ありがとう』をあなたに―大感謝祭」を、1月14日に開催する。

イベントには、主演・沢口をはじめ、小池、若村、風間、斉藤、加藤、山本、石井、そして内藤らレギュラーキャストが出演。ファンとの交流をはじめ、スペシャルなプログラムを実施する。

コメントは以下の通り。

沢口靖子

――26年にわたって演じてこられた“榊マリコ”はご自身にとってどのような存在ですか?

私にとって榊マリコは、26年共に歩んできた存在です。ドラマが始まった当初は科学一辺倒の人物でしたが、事件を通じたさまざまな出会いの中で、人を優しく見つめる“大人の科学者”へと成長していきました。そして毎シーズン、ハードルが上がっていく課題を、共に乗り越えてきたパートナーでもあります。

――長年、共に作品を作り上げてきた科捜研チームや共演者のみなさんについて、今、改めて感じていることがあればお聞かせください。

共有ルーム(科捜研ラボ)ではそれぞれ科学のエキスパートが集まり、事件解決に向かう時の一体感や達成感を強く感じていました。年長者の斉藤暁さんはじめ、風間トオルさん、小池徹平さん、山本ひかるちゃん、昨シーズンから加わった加藤諒さんたちみんな、ファミリーのような気心の知れた仲間です。

また内藤剛志さんは、いつもマリコ=私を支えて下さる歳の離れたお兄さん的存在です。役の上では使命感や正義感がピタリと合う方だと感じています。

若村麻由美さんは同世代、毎年舞台でもご活躍されていてリスペクトしている存在です。役の上では、マリコを時に励まし、時に叱ってくれる良き理解者でもあります。

金田明夫さんはいつも私を「やっちゃん」と親しみを込めて呼んで下さいますが、以前ドラマの中で鑑識時代に「科捜研は道具だ」とおっしゃった言葉が今も忘れられません(笑)。

石井一彰くんは事務所の後輩でもありますが、礼儀正しい好青年です。役の上では、マリコにこき使われても戸惑いつつ受け入れてくれる柔軟性ある人ですね。

――ファンミーティングも開催されますが、楽しみにしていることはありますか?

素顔や裏話などにも触れていただき、より親近感や信頼感を持ってもらえたらうれしいです。ファンの方々に直接、感謝の気持ちが伝えられる機会でもありますし、より絆が深まることを楽しみにしています。

――長年、番組を応援してくださった視聴者のみなさまへ、メッセージをお願いいたします。

『科捜研の女』を長きにわたり応援していただき、誠にありがとうございます。

今作は、マリコが“真実を追い求めた先で、大きな選択を迫られる”物語です。そんなとき、土門さんは、メンバーは、刑事部長は、風丘先生は……科捜研はこの先どうなるのか!? どうぞ温かい気持ちで最後まで見守っていただければ幸いです。

【編集部MEMO】
『科捜研の女 ファイナル』あらすじ・・・京都市内のスマート・モビリティ実証実験特区で複数の自動運転機器が同時に暴走し、爆発に遭遇したロボット企業の開発部員の男性が死亡する事件が発生。榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研のメンバーは事故か殺人かを見極めるため、現場の微物やシステム障害を科学的に解析していく。すると特区の集中管理システムに何者かが不正アクセスした痕跡が見つかり、特区を狙ったサイバーテロらしきことが判明する。しかも犯人は広域を刻々と移動している可能性が浮上。もしや、犯人は移動しながらまたどこかでテロを起こすつもりなのか、マリコたちは最新技術と地道な鑑定を武器に“顔の見えない犯人像”に迫っていくが、追跡は困難を極め、事件は予測不能な方向へ進む。