リクスタは12月17日、「2025年お城年間総合トレンドアクセスランキング東西ベスト20」を発表した。同ランキングは、「お城がいいね」Web、アプリのデータベースから「ユーザーオススメ度」が3.5以上のお城を抽出、検索数の多い順に集計し作成された。集計対象期間は2024年12月1日~2025年11月30日。

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    2025年お城年間総合トレンドアクセスランキング東西ベスト20

東日本は「松本城」がトップを維持

東日本第1位は、長野県の「松本城」(ユーザーオススメ度4.7)となった。昨年に引き続き、東日本のトップを維持した。現存天守は、北アルプスの山々を借景とした黒と白のコントラストが美しく見ものとされる。冬には氷彫フェスティバル(2026年1月23日~1月25日)や、プロジェクションマッピングによるイルミネーション(2025年12月12日~2026年2月15日)などのイベントも開催され多くの人を魅了する。

第2位は、昨年の第5位から順位を上げた神奈川県の「小田原城」(ユーザーオススメ度4.1)だった。かつて上杉謙信や武田信玄の攻撃をも退けた事から「難攻不落の城」として知られている。冬の澄んだ空気の中、天守閣からは相模湾や箱根の山々を一望でき、絶景スポットとしても人気だ。

第3位には、愛知県の「岡崎城」(ユーザーオススメ度3.8)がランクインした。徳川家康生誕の地として知られている。徳川家康に関連するお城としては、他にも第4位に徳川家の居城「江戸城」や、第13位に家康が晩年を過ごした「駿府城」等がランクインしている。

第5位には、愛知県「清洲城」(ユーザーオススメ度3.5)が昨年の第16位から急上昇した。織田信長の天下取りの出発点でもあり、歴史の転換点となった「清洲会議」の舞台としても有名だ。朱塗りの「大手橋」越しに見る天守閣はフォトスポットとしても注目されている。

西日本は「首里城」が「姫路城」を抑え首位に

西日本第1位は、上半期に引き続き、昨年第1位「姫路城」を抑え、沖縄県の「首里城」(ユーザーオススメ度4.3)となった。2019年に起きた火災からの復元工事中で「見せる復興」が話題、今年の10月末には正殿を覆っていた素屋根が撤去され、およそ6年ぶりに外観がお披露目された事も多くの注目を集めた。

第2位は、兵庫県の「姫路城」(ユーザーオススメ度4.7)だった。今年は秋の特別公開が行われ全小天守とイ・ロ・ハの渡櫓の6棟が公開された。来年には冬の特別公開も予定されている(2月1日から14日まで)。

第3位には大阪府の「大坂城」(ユーザーオススメ度4.1)がランクイン。豊臣家の栄華の象徴として知られている。2025年4月1日に「豊臣石垣館」が開館された事も注目された。

第7位には、広島県の「福山城」(ユーザーオススメ度3.9)が入った。新幹線のホームからも見る事ができるお城で、2022年には全国的にも珍しい天守北側の「鉄板張り」が復元、その黒い壁面は他の城にはない唯一無二の特徴となっている。

検索数増加、話題性ある城に注目集まる

今回のランキングにおける総検索数は2,100,653件となり、昨年から約100万件増加した。正殿の復元工事が来年秋の完成を目指して進む「首里城」や、来年3月の閉城に向けてカウントダウンイベントが行われている西日本第6位「広島城」など、話題性のあるお城への注目が集まった結果といえる。