俳優の中村ゆりが22日、同日に最終回を迎えるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―』(毎週月曜22:00~ ※FODほかで配信)の取材に大阪市内で応じ、見どころなどを語った。
1年の溜まった涙をここで放出して
草なぎ剛が主演を務める本作は、妻亡き後、シングルファーザーとして小学生の息子を育てる主人公の鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社の仲間たちとともに遺品に込められた故人の最後のメッセージを解き明かすヒューマンドラマ。中村は、母親の生前整理をきっかけに樹と出会い、やがて惹かれ合っていく絵本作家の御厨真琴を演じている。
真琴は大企業グループ「御厨ホールディングス」の御曹司で専務の御厨利人(要潤)の妻。過重労働による自殺者が相次ぐ「御厨ホールディングス」に対し、樹を中心とした集団訴訟チームが動き出すなか、樹と真琴の関係がスキャンダルとしてマスコミに報じられるなど、妨害工作が苛烈に。2人の恋の行方と、暗雲立ちこめる集団起訴の結末に注目が集まる。
そんな最終回の見どころについて、中村は「樹と真琴は、迷いながらも大人として、みなさんに納得していただけるような決断ができたのでは。切なくもいい結末を迎えられたと思います」と説明。「善悪を描くのではなく、見方を変えればどちらにもそれぞれの理由があって、抱える背景があることをちゃんと描いている。感情に触れるドラマだと思うので、1年の溜まった涙をここで放出していただいて、すっきりと新年を迎えていただけたら」と作品の魅力をアピールした。
「ゆりちゃん、めちゃくちゃいいね!」
共演の草なぎについて聞かれると、「相手の気持ちを汲み取ってくださる優しさのある方。私が自信を持てるように、些細なことでも“ゆりちゃん、めちゃくちゃいいね!”って褒めてくださる。私はすごくラッキーな相手役でした」と感謝を。樹の息子を演じた子役の永瀬矢紘を交えた収録では「3人でしりとりして遊んだりとか(笑)」と微笑ましいエピソードを語り、なごやかな撮影現場を振り返った。
また、作品のテーマとなった“遺品整理”にちなみ、「家族に何かひとつだけ遺すなら?」という質問が飛ぶと、中村は「お金!」と即答し、「現実的ですみません。でも、一番助かるでしょ?」とニッコリ。母親に素直な思いを伝えることができない真琴の葛藤を演じたことで「やれることはやっとかなきゃと思った」そうで、「母親をわかりやすく温泉に連れて行きました(笑)」と親孝行も。「ちょうど流星群が見られる日で、お母さんと流れ星を見て、おいしいもの食べて温泉に入って」と、親子水入らずの休日を笑顔で明かしていた。





