元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で11月28日に公開された動画に出演。広島が今季7月に失速したことについて語った。

谷繁元信氏

谷繁元信氏

広島が今季7月に失速した要因

2025年シーズンは59勝79敗5分で5位に終わった広島。優勝争いのなか、5勝20敗という歴史的な大失速を見せてAクラスすら逃した前年に続き、今季は7月に4勝16敗3分で失速することとなった。

そんな広島について、谷繁氏は「カープはもっと上に行けると思うんだけど。なんでかね?」と切り出し、「去年もそうだけど、ひと月とんでもない月があるよね。急に訪れるじゃん?」「これ体力がないだけじゃないよね。体力は絶対あるはずなんだよ」と、単なるスタミナ切れでは説明できないと指摘。

そのうえで、「変に若手に切り替えようとしすぎてる部分もあると思うんだよね」と、要因のひとつとして若手シフトの進め方に触れる。

その戦略について、谷繁氏は「我慢して、若手を使ってなんとかものにしたいっていうチーム方針みたいなのは分かるんだけど」と一定の理解を示しながらも、「でも、もっと勝負しにいくべきなんじゃないかなって。勝ちにいくべきなんじゃないかなと思う時もあったけどね」と、勝負どころでの勝ちにいく姿勢が足りなかったとも。

さらに、「例えば秋山とか野間とか『使えるのになんで使わないのかな?』って思う時もあった」と、経験豊富なベテラン組の起用法に対する率直な印象を明かしていた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。