Prime Videoで昨年配信され、オリジナルバラエティ番組視聴者数歴代1位(※Amazon MGM スタジオが日本で手掛けたバラエティ作品における配信後1カ月以内の国内視聴数)となったコンテンツの第2弾『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ2025』。10時間以上に及ぶ収録を、前回に続き千鳥とともに番組サポーターとして携わるのが、乃木坂46の林瑠奈だ。
熱量高いお笑い愛からプロデューサーに抜てきされた彼女は、劇場に足繁く通い、ブログでもたびたび思いをつづっているだけに、この仕事はプレッシャーが大きかったという。それでも、芸人たちの真剣勝負にカッコよさを感じながら、熱戦を見届けた――。
台本に細かく書き込んだメモ「ついていくぞ!」
――お笑いについてはガチ勢と言ってもいい林さんですが、この番組のオファーは喜びが大きいですか? それともプレッシャーのほうが大きいですか?
年齢による変化なのかなと思うんですけど、20歳を越えてから、こういうありがたいお仕事を頂くたびに、楽しみよりもプレッシャーのほうが勝ってしまって。変に気負いすぎたり、緊張しすぎたりしてしまうことが多くて、今回もかなりプレッシャーが大きかったです。
――第1弾の反響はいかがでしたか?
メンバーももちろんですけど、行く先々で「観たよ」と言ってくださいました。私と仕事するから言ってくださる面もあると思うんですけど、番組自体への期待感や満足度が高いのをいろんな場で感じていました。
――前回の反省を、今回生かした部分はありますか?
前回は自分の仕事をこなすのに精いっぱいで、場の空気をリアルタイムで楽しむ余裕がなかったので、表情をすごく意識しました。今回はお笑いも楽しみつつ、自分の進行はしっかりと、といういいバランスでできたかなと思います。
――そういう切り替えは、やろうと思っても簡単にできないと思うのですが、どんな準備をされたのでしょうか。
第1弾をもう何回も観返しました。収録が本当に面白かった記憶があって、配信してから楽しみで観ていたんですけど、第2弾もやらせていただくとなって、これからにもつなげていきたいし、自分の中で成長できるポイントを見つけたかったので。勉強の意味も込めて、自分の姿や読んでいるところもしっかり見るように意識していました。
――そして本番ではどのように臨んでいたのですか?
即興でコントをする番組なので、基本は芸人の皆さんのお力にかかってる部分が大きいんですけど、その上で番組の大筋や流れを作らないといけない。だから、「どう言ったら伝わるかな」とか、同じお題でも場の空気やお客さんの温度感が一定じゃないので、「全部言うと長いかな」とか「やり取りをもうちょっとラフにしたほうがいいかな」とか考えながら進めていました。
――台本にも細かくメモを書き込んでいたそうですね。
私、早口になりがちなんです。だから、自分は事前にお題を知っていても、初めて聞く人がすっと頭に入ってくるワードかどうか。難しい言葉の並びもあるので、しっかり伝える意識で読んだり、ぐだらないようにするために、書いていましたね。
――佐藤栞里さんも『有吉の壁』(日本テレビ)では相当準備して臨むとおっしゃっていました。
台本として決まっている部分を「こなす」と思っていても、芸人さんは即興で体当たりで臨まれているので、私もそこに「ついていくぞ!」という気持ちですね。番組を一緒に作っていく意識は前回以上に芽生えたと思います。
ライブの回しに乃木坂OBが「感動した」
――MCに慣れている乃木坂のメンバーから、アドバイスをもらう方はいらっしゃいますか?
メンバーはみんな気遣い屋さんで、いたわってくださるので、アドバイスというより「頑張ったね」という激励を頂く感じですね。
――芸人さんを“さばく”役割に近い部分もあると思うのですが、その点でいうと『オールスター後夜祭』(TBS)をやられている元メンバーの高山一実さんなども参考にされるのですか?
そうですね。ライブや、乃木坂以外の番組でMCをやられている姿など、(乃木坂も)メンバーが多いので、その中でまとめて話を進めていく姿はすごく参考になります。
――MCの千鳥さんとは、どんな会話をされましたか?
いい意味で、過不足ない会話です(笑)。私がアップアップの状態なので、必要なときに必要な言葉をかけてくださいます。「読むところ沢山のなか頑張ってくれてありがとう」とか言ってくださって、「お互い頑張ろうぜ」みたいなテンションなんです。収録が終わった後は朗らかな顔で見送ってくださったので、それがすごく安心につながってましたね。
――この経験が、乃木坂のお仕事に還元された部分はありますか?
ライブでMCの回しをやらせていただくことがあるのですが、最近のライブで見に来てくださった卒業された先輩が「林ちゃん、歌やダンスも上手になってるけど、しゃべってる姿を見て感動した」って言ってくださったんです。自分では成長に気付けてなかったんですけど、近くで見てくださっていた方の言葉で実感して、「もしかしたらあの経験が生きているのかも」と感じましたね。
――それはうれしいですね!
本当にありがたいです。前回は人生で一番緊張した仕事だったので、それを経験した後は「あのときよりはマシかもしれない」とか「あれを乗り越えてるから大丈夫だ」と自信になって、その後のお仕事や、ライブで緊張する場面でも、うまく向き合えるようになったかなと思います。

