子どもの頃、「種を食べると、おへそから芽が出てくる」なんてよく言われたものですが、もちろん単なる迷信であって、実際にそんな事になるはずもなく……。でも、「庭に埋めたら生えてくるんじゃ?」って考えたこと、ありませんか?
そこで今回は、野菜や果物の再生栽培を記録している YouTubeチャンネル「のりんご」から、食べたぶどうの種を植えたら…を紹介します!
今回植えてみるのは、こちらの巨峰の種です。全部で9個採取できたそうで、早速、育苗ポットに種を植え、発芽するのを楽しみに待ちます。植えたのは、まだまだ暑い2020年8月24日のこと。
どのくらいで芽が出てくるのかな~、と思っていたら、なんと、待つこと207日!! 桜が咲き始める初春、ようやく発芽しました!!
朝顔は4日程度で発芽するので、園芸初心者の筆者は、てっきり1カ月程度でツルが伸びて葉っぱもわさわさ出てくるものと……。それが、まさかまさか半年以上かかるとは!! この年(2021年)、小さな葉っぱを数枚つけたのち秋に落葉し、冬越しへ突入しました。
そして、種を植えてから1年235日目となる春(2022年4月16日)、無事に寒い冬を経て、元気な葉っぱがたくさん出てきました。
その後も順調に葉の枚数が増えていたのですが、ここで、問題発生。葉の一部が枯れているのに気づき、原因を探っていたところ、葉の裏に何かの幼虫と大量のフンを発見!!
すると、ガムテープ?を取り出したのりんごさん。ペタペタと幼虫とフンを取り除いていきます。さすが、慣れたものです。この後も、スズメガの幼虫を数匹発見しては都度駆除し、葉っぱを数枚食べられてしまいましたが、全部やられてしまう前に駆除できました。
こうして、水や栄養を与え、霜よけや日よけを設置し、害虫を駆除したり、剪定したりと、手をかけ続けること2年(2022年8月23日)、つるが十分に伸びてきたので支柱に巻き付けることに。
なんだか一気にぶどうの木っぽくなってきました。さらに1年が経過した2023年6月には、大きな鉢に植え替えてリフレッシュ! これまでの支柱も外し、高さ2メートルのオベリスクタイプの支柱を設置します。
すると……
葉がぐんぐんと伸び、成長スピードがアップ!! 丸3年が経過した2023年9月20日、幹の太さは2cmまでに成長していました。これは、期待できそうです!
しかし、今年も葉が伸びただけで終了。3度目の冬越しへ。
翌春葉が出始めるも、この年もまた花芽はつかず、なんと4度目の冬越しへ……。「桃栗3年柿8年」ということわざもありますが、この巨峰、いったい実がなるまで何年かかるのでしょうか?
しかし、種を植えてから実に4年と238日目。ついに花芽が確認できました!!
可愛い花芽ですね。すくすくと成長し、花芽を確認してから1カ月足らずで、ぶどうの形に。さらに1か月後には、実が丸く膨らんできました。
この後、猛暑による被害から守るために遮光ネットを張ったり、病気を防ぎ色づきの良い果実にするために果実袋をかけたり、さらにお世話を続けた結果、7月下旬には色づき始め、すっかりぶどうらしくなってきました。すごい!!
そして、種を植えてから4年と360日目。立派な巨峰に育ちました。ついに、収穫のときを迎えます!!
見事な巨峰ですね。糖度をはかってみると、堂々の19度! 大成功です!!
5年という長い歳月を経て、見事立派な巨峰へと成長した“食べたぶどうの種”。のりんごさんの苦労と愛情が実を結んだ瞬間です。素晴らしい!
コメント欄を見ると、「5年⁉ すご過ぎる〜」「マジで凄い️!! のりんごさんの根気と情熱に感服です」「1本の映画を作るよりも凄いと思う、感動しました!」「いつのまにか、ブドウを応援してました」「いいね1000個付けたい」「コレが動画一本で見れるのは凄すぎる。本当にありがとう。そしてお疲れ様でした!」と称賛の嵐。
また、「ブドウが高いのにも理由があるんだな ブドウ農家すげー」「すごい! あらためて農家さんの事を尊敬しました」と、この動画をきっかけに農家さんに感謝の気持ちをのべる人も見られるなど、執筆時点までに1.6万いいね & 177万回再生を記録しています。
さて、最後に収穫したぶどうでゼリーを作ったのりんごさん。巨峰の皮を煮出して作ったゼリーと、丸い果実を食べながら「ゼリーだけでもおいしい」「ぶどうが甘くておいしいです」と話していました。
ほかにも、スーパーで購入した野菜や果物を使って再生栽培しては、その過程を動画で紹介している「のりんご」チャンネル。次はどんなものを再生してしまうのか、楽しみですね。














