30日放送のABCテレビ・テレビ朝日系トークバラエティ番組『新婚さんいらっしゃい!』(毎週日曜12:55~)には、ニッチな婚活イベントで結ばれた新婚さんが登場する。
30日は、結婚を機に大阪から北海道に移住し、牧場の妻として奮闘する新婚さんが登場。夫が、父と営むのは約60ヘクタール=東京ドーム13個分もの広さの牧場で、約100頭の乳牛を飼育。搾乳は1日2回、掃除・餌やりは1日3回を早朝から年中無休でこなしている。一方の妻は、大阪府枚方市の出身。5月に移住し、観覧に来ていた夫の父も「明るくて仕事もやってくれ助かっている」と大絶賛する。
そんな2人の出会いは2年前に「菊と緑の会」に参加したのがきっかけ。菊は枚方菊人形、緑は別海町の大地を指し、大阪の女性と別海町の酪農家男性に絞った婚活イベント企画だという。この会の発足は1984年で、別海町の酪農家と結婚した枚方出身の女性が「酪農家には結婚相手がいない」という実態を知り、枚方市長に直談判したのが始まりだそう。参加を希望した大阪の女性は3泊4日、たった3万円の費用で別海町へ行けるという。婚活イベント後は、子牛の餌やりや清流カヌー、星空鑑賞会など、北海道ならではの体験ができ、これまでの41回の開催で実に97組が成婚したという。
新婚さんの妻も30歳も越え、そろそろ身を固めたいと考え、会に参加。もともと酪農にも全く興味はなく、一番の決め手は「北海道に3万円で行ける」ことだったという。一方の夫は仕事ばかりで出会いがなく、相手がほしいと参加した。
このときは女性5人、男性4人で、写真ナシのプロフィールでお互いを認識。3万円旅に釣られて来たなどとはつゆ知らず、夫は結婚に前向きなプロフィールの妻に好印象を持ったという。一方、男性のプロフィールには、飼育中の牛の数と牧場の広さが記載されており、妻もピンとはこなかったというが、多い少ないがあることだけは明白。MCの藤井隆が不用意に夫のランクを訊ねると、「下のほう…」と気まずい空気になってしまう。
会初日の夜、全員で食事をしたあとは、1対1に分かれての5分間トークへ。妻のプロフィールの「好きな食べ物:和・洋・中」というまさかの回答に、料理好きの夫は食いつき、食べ物の話題でお互い好印象に。3日目には、それぞれ希望の相手を紙に2人ずつ書き、見事2人はマッチング。その2カ月後、夫が大阪を訪れ、「結婚を前提にお願いします」と交際がスタートした。
毎日のように連絡を取り合い、月1回のペースでデートを重ね、愛を深めていった2人。昨年8月に大阪から岡山・高知へ出かける際にプロポーズしようと、夫は指輪を用意するも、妻の実家に忘れてしまったという。大阪に戻ってからパジャマ姿で指輪を渡そうとするも、妻からは「違う!」と一蹴。晴れて今年2月に結婚となった。


