元プロ野球選手の中田翔氏が、YouTubeチャンネル『熱スギヤch【杉谷拳士 公式】』で3日に公開された動画に出演。引退を決断したきっかけを振り返った。
引退を決めるきっかけは?
杉谷拳士氏から「引退を決めるきっかけ。いつくらいから脳裏をよぎっていたんですか?」と聞かれ、中田氏は「シーズン初めはなんとか、体重も一気に22キロくらい落としたのかな? キャンプインしてスタートして、身体の状態は良かったんよ。今年なんとしてでも結果を残さなあかんと。契約の最終年っていうのもあったから、なんとしてでも結果を残したいって思ってるなかでやり始めて」と回想。
続けて、「ちょっと経ったら、すぐに腰(の痛み)が出たよね。はじめはずっと言わずに我慢してやってたんだけど、分かりやすい言い方をすると、マン振りができなくなった。フルスイングが、腰に負担があったり。自分の中でちょっと違うなと。負担がめちゃくちゃかかってるな。ちょっと怖いな。ボンって抜ける経験をしてるから、余計に痛みだったり。1回やったらまた1カ月、2カ月動けなくなるから。だから、その怖さもある中で、徐々に衰えていく自分がいるし、その怖さが徐々に大きなっていくっていう怖さもあったわけよ」と振り返る。
鵜飼航丞のバッティングを見て…
そして、「シーズン後半に差し掛かるくらいの時かな? 下の子たちと一緒に2軍の球場でみんなで汗をかくわけじゃん? やっぱりそこでそろそろなのかなと思ったし、ほかの若い選手のバッティング練習……鵜飼とかめちゃくちゃ飛ばすんよ。当たったらバケモノみたいな打球を打つんだけど」と、鵜飼航丞に言及。
その上で、「それを見てて、純粋に『このバッターすげえな』って思ってる自分がいたんだよね。『すごい飛ばすな』『いいパワーしてるな、良いな』ってなったときに、ふと思ったんよ。俺、その時点で、野球に対して引き気味になってるよねって。今までやったら絶対に、ほかの選手が強く飛ばしてたら、『次、俺の見とけよ!』ってなってたと思う。『絶対、俺のほうが飛ばせるわ』『飛距離だったら絶対負けへんわ』っていう自信があったから。でも、それが『すごいな』『俺はこんな飛ばんやろな』って思ったときに、(引退を)ふと思ったね」と明かしていた。
【編集部MEMO】
中田翔氏は、日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズなどでプレーした元プロ野球選手。打点王3回(2014年、2016年、2020年)、ベストナイン5回(2013年、2014年、2015年、2016年、2020年)、ゴールデングラブ賞5回(2015年、2016年、2018年、2020年、2022年)などの実績を持つ。
