レバウェル介護は11月4日より、サンリオの人気キャラクター「シナモロール」とコラボした介護従事者応援企画「いつもそばにいるよ。」キャンペーンを開始した。都内では、メディア説明会のゲストとして藤本美貴さんが登壇。介護現場のリアルと家族の未来を語っている。
介護従事者に寄り添い応援する
レバウェル介護は、レバウェルが運営する介護職向け求人・転職サービス。11月11日の「介護の日」にあわせ、介護従事者を応援し、介護の理解を広げていく「いつもそばにいるよ。」キャンペーンを企画した。レバウェルの小西東氏は「当社では介護に関わる誰もが輝ける業界にする、というミッションを掲げています」と語る。
介護業界も人手不足が深刻になっている。これを踏まえ、小西氏は「現場で奮闘する介護従事者の皆様が、これからも前向きに長く働き続けられるよう、キャンペーンで後押しできたら幸いです」とする。このたび、介護従事者に寄り添い応援する存在として、シナモロールを『応援隊長』に任命した。
「皆さんに愛される存在のシナモロールと、レバウェル介護の公式キャラクター きらッコが共演することで、皆さんに癒しとエールを送っていきます」と小西氏。
特設サイトでは特別応援ムービーを公開するほか、11月11日から性格診断コンテンツ「やさしさタイプ診断」も公開。関東、関西、東海、北海道では電車の車内広告の掲出も行っていく。
このあと、特別ゲストの藤本美貴さんによるトークセッションが行われた。トークテーマは、介護現場で働く人たちのお悩み相談。たとえば、夜勤で苦手な先輩と2人きりの現場になったらどうする、というお悩みに藤本さんの回答は「あきらめる」だった。「シフトの関係上、どうしても一緒になることが分かったら、これを良い機会に仕事で分からないことを積極的に聞いたりして、逆に頼っちゃいます。可愛がってもらえるところまで、めっちゃ頼りますね」とミキティ流の解決法を明かす。
家族に介護が必要になったとき、どうすれば良いか……? そんなシリアスな質問も用意された。実は藤本さんの実家では、母親が祖父母の介護をしていた時期があるという。「家族だけで介護するのは難しいので、病院や施設、そして自宅に来てくれる介護従事者の方にもケアをお願いしていました」と藤本さん。この経験から「普段から、家族の会話の中で『もしものとき、どこまでプロにお任せするか』を話し合っておくことも大事なのかな、と思います」と続ける。
「介護認定をとったり、ケアマネさんと今後のスケジュールを相談したり。近くで見ていたので、流れは理解しています。介護認定は取得まで時間がかかるので、早めに取ろうねとか、そういうことも。母親からは『私が動けなくなったら、必要ないものは捨てていって良いからね』と言われたので『はーい、どんどん捨てます』と答えたりして(笑)。家族で話しづらいテーマかも知れないですが、誰しも歳をとっていくものなので、年末に大掃除をするのと同じように、定期的に話せる環境をつくっておくのが良いのかなと思います」
最後に、レバウェル介護が11月11日より公開する性格診断コンテンツ「やさしさタイプ診断」に挑戦。スマートフォンで、いくつかの質問に回答していくだけで診断結果が出る。「あなたのやさしさの色は... 背中を押してくれる ももいろタイプ」という診断を受けて、藤本さんは「書いてあることを読んで、たしかにそうだな、と思いました。相手の可能性を信じて、背中を押してあげられるようなことをしてあげたい、という部分なんかも」と笑顔を見せていた。








