――ギャルを前面に出されるようになってからもアップデートされていると思いますが、コンビとしてどのように変化してきたと感じますか?

荒川:私自身は変わったのかわからないので、はるさんに聞いてみたいですね。

はる:荒川は変わっていなくて、たぶん私がちょっと変わったのかなと思います。前は、見た目も髪の毛を染めてみたり、ブレブレだったんですよ。今だったら「何してんねん」とかワッと言わせてもらえるけど、その時は何も言えない、ただいるだけのやつで。でも、みなさんに学ばせてもらって、「こう言いたかったんや、こう突っ込みたかったんや」と、上京してからちょっとずつ自分の中でやりたいことが明確になって、意見を数ミリぐらいですけど言えるようになったんです。

荒川:確かに「どんどんはるが面白くなっていくな」みたいなことは言われましたね。

――ちなみに、これまでに解散の危機はあったのでしょうか。

荒川:はるが“ヘラってる”時期はあったかもしれないです(笑)。

はる:ありましたね(笑)。3年目までに「よしもと漫才劇場」に入らなかったら辞めようと思っていて。親と変な約束を結んでしまったので。でも、なんとか3年目で入らせていただけて、その後で荒川に「実は……」と打ち明けました。あと、「私おっても意味ないんちゃうかな」と思う時期もありました。荒川に言ったこともあります。

――荒川さんはどんなリアクションを?

荒川:「おお……」みたいな感じだった気がします。「まあまあ」みたいな。私は、別に(相方は)「漫才とコントをやる人」ぐらいに考えていてもいいんじゃないかなと思っているんです。他人同士だから一緒にいる必要はないと思うし。でも(はるは)話も合うし、私は自分を信じてくれた人を絶対幸せにする、と決めているので。解散は、する時はするだろうけど、それも直感かもしれない。流れに身を任せてる部分もあるかもしれないですね。

はる、荒川の全力姿勢を称賛「全部全力でというのは本当にすごいなと」

――では、お互いの「すごいな」と思うところも教えてください。

荒川:はるは緊張している時、髪がすっごいツヤツヤになるんですよ。で、緊張していない時は普通の髪に戻るという特異体質を持ち合わせているんです。(霜降り明星の)せいやさんのYouTubeチャンネルに出ていた時、「あ、はる緊張してるな」と顔を見てわかったんですけど、その時の髪の毛が見たことがないぐらいツヤツヤで、ところてんみたいになっていました。

はる:変えられませんって、髪質は。散髪に行きたてなだけや(笑)。

――はるさんはいかがですか?

はる:全部全力でチャレンジし続けるのはめっちゃすごいなと思います。「ギャルFES」でも荒川は3曲、作詞しているんですが、他の仕事やネタ作りと並行して全部全力でというのは本当にすごいなと思いますね。

「『THE W』のために生きているので、優勝したい」

――「ギャルFES」の翌日は『THE W』の準決勝が控えています。『THE W』は3年連続で決勝進出していますが、意気込みは?

荒川:『THE W』に成長させてもらって、『THE W』のために生きているので、優勝したいなと思っています。

はる:もちろん優勝したいですし、見てほしいですね。

――では、今後のコンビとしての抱負や目標を教えてください。

はる:『THE W』で優勝して、賞金でもう一回ドッジボール大会をやりたいです。

荒川:自分たちや自分を「見たい」と思う人を増やしたい、という思いが原動力なので、まだまだ「自分たちを応援したい」という人を増やしたいですね。自分にそういう魅力が欲しい。自分のことを好きな人がやっぱり好きなので、自分のことを好きな人でいっぱいになってほしいなと思います。

■エルフ
荒川(1996年8月30日生まれ、大阪府出身)、はる(1996年6月16日生まれ、大阪府出身)によるお笑いコンビ。NSC大阪校38期生。2016年4月に結成。荒川のギャルキャラを生かしたネタが持ち味。『女芸人No.1決定戦 THE W』では、2022年から3年連続で決勝に進出している。