10月22日、「星野リゾート オンラインプレス発表会 2025秋」を開催した星野リゾート。新規開業施設の発表が次々と行われ、なんと2026年は6つの宿+1つのミュージアムを開業するという。勢いが止まらない星野リゾートの2026年新施設を開業順に紹介しよう。

  • 「界 宮島」瀬戸内海を望む露天風呂

    「界 宮島」瀬戸内海を望む露天風呂

1. 横浜の海や街を一望。「OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート」

  • 「OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート」

    「OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート」

2026年1月15日に開業する、「OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート」。2026年、星野リゾートは2軒のホテルを横浜にオープン予定で、そのうちの一つだ。超高層複合ビルの46~51階に位置しており、「360°天空のボヤージュ」をコンセプトに地上154mから横浜の海や街を見渡せる眺望が魅力。キッチンや家電を備えた「アパートメントホテル」という点も特徴で、長期滞在にも適しているという。

2. OMOブランド初の「OMOベーカリー」も。「OMO7横浜 by 星野リゾート」

  • 「OMO7横浜 by 星野リゾート」

    「OMO7横浜 by 星野リゾート」

2026年、横浜にもう一つ誕生するのが「OMO7横浜 by 星野リゾート」。建築家、村野藤吾氏が手掛けた旧横浜市庁舎行政棟を活用したホテルで、2026年4月21日に開業する。コンセプトは「気分上々、ハマイズム」。開港以来、海外から入ってきたものを日本の文化と混ぜて新しいものを生み出してきた横浜のパワーを「ハマイズム」と称し、新旧が融合した横浜らしさあふれる魅力を打ち出す。例えばパン文化が発展してきた歴史にちなんで、OMOブランド初の形態となる「OMOベーカリー」も登場。日本のカレー発祥の地ともいわれる横浜ならではのカレーパンは5種類も発売予定で、人気が出そうだ。

3. 「奈良監獄ミュージアム」は4月、「星のや奈良監獄」は6月頃開業予定

  • 「星のや奈良監獄」

    「星のや奈良監獄」

2026年4月27日開館の「奈良監獄ミュージアム」は、星野リゾート初のミュージアム事業の施設。「旧奈良監獄」は2017年に国の重要文化財に指定された歴史的価値のある施設で、法務省から運営権を付与された旧奈良監獄保存活用株式会社より、星野リゾートが運営を委託されている。星野リゾート代表の星野佳路氏によると観光の収益で、この重要文化財を保存していくことを目指していくという。ミュージアムではさまざまな展示を通して、「自由とは何か」を考えさせられるような展示になっている。

星野代表「重要文化財は維持することが大事なんですけれども、これを税金ではなくて観光の収益から維持できないだろうかという非常に新しい取り組みで、私たちも興味を持ち一生懸命取り組んできました」

そして「奈良監獄ミュージアム」のオープンから2か月後となる2026年6月頃には、併設する「星のや奈良監獄」も誕生予定。「監獄」と「ラグジュアリーホテル」は相反するイメージだが、どのように星野リゾートが非日常を表現するのか、期待が高まる。

4. 連泊が人気。温泉街も湯宿も楽しむ「界 草津」

  • 「界 草津」

    「界 草津」

言わずと知れた人気温泉地「草津」に、いよいよ星野リゾートが誕生する。2026年6月7日に開業する「界 草津」では「トンネルがつなぐ木立の湯宿と温泉街」をコンセプトに、アクティブに温泉街で遊びつつ、湯宿でゆったりくつろぐ、2つの世界観を楽しめる。温泉街と宿を繋ぐのは、宿泊者専用のトンネル。草津はスキーやゴルフなど連泊でも楽しめる体験が充実しているからこそ「連泊プラン」を用意し、38.9%の宿泊者が2泊以上で予約しているという(星野リゾートアカウント会員の2025年9月27日〜10月4日の予約データ)。

5. 幻想的な海霧から着想を得たご当地部屋に注目。「界 宮島」

  • 「界 宮島」

    「界 宮島」

2026年夏、広島県に開業するのは「界 宮島」。オンラインプレス発表会では、全室瀬戸内海ビューのご当地部屋「海霧(うみぎり)の間」が初公開された。海霧は暖かく湿った空気が冷たい海面に触れて海から発生する霧で、瀬戸内海に幻想的な風景を作り出しており、その風景から着想を得たという。瀬戸内海を望む露天風呂に加えて、瀬戸内地域に古くから伝わる「石風呂」も楽しむことができる。

6. 山形県への初進出! ルーフトップテラスが魅力の「界 蔵王」

  • 「界 蔵王」

    「界 蔵王」

「界 草津」、「界 宮島」と温泉旅館ブランド「界」の開業が目立つが、さらに2026年秋に「界 蔵王」が開業することが発表された。今まで星野リゾートの施設は山形県になく、山形県への初進出となる。蔵王のシンボル「御釜」をモチーフにした360度を見渡せるルーフトップテラスが特徴で、蔵王連峰や田園風景が一望できるそうだ。界 蔵王が位置する蔵王温泉は日本有数の強酸性の硫黄泉で、「美肌の湯」としても知られている。

2025年9月に「LUCY尾瀬鳩待 by 星野リゾート」が開業し、2025年12月11日には「リゾナーレ下関」が開業予定にも関わらず、さらに2026年は怒涛の勢いで新施設が開業する星野リゾート。特に「界 蔵王」は「星野リゾートができたなら、山形に行こう」という観光客が増加し、地域活性化に繋がるだろう。現在、星野リゾートは全73施設。どこまで増えるのかーー今後も楽しみだ。

  • 「星野リゾート オンラインプレス発表会 2025秋」で話す星野リゾート代表 星野佳路氏

    「星野リゾート オンラインプレス発表会 2025秋」で話す星野リゾート代表 星野佳路氏