アイドルグループ・Snow Manの佐久間大介とお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が出演する日本テレビ系バラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23:30~)が、11日に放送された。
世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ同番組。今回は、YouTubeで総再生回数5億回以上を誇り、“芸能人が一番友達になりたい芸能人”と言われる「ぺえ」を深掘りした。
ぺえは2015年、マツコ・デラックスがMCを務める番組『マツコ会議』(日本テレビ系)で、たまたま取り上げられたことをきっかけに芸能界デビュー。もともとは原宿にある人気アパレルショップ「WC(ダブルシー)」のカリスマ店員として活躍していた。
芸能界デビュー後、赤髪で派手なファッションに、ジェンダーレスな風貌とキャラクターが反響を呼び、芸能界1年目にして『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)などの人気バラエティ番組に引っ張りだこに。
そんなぺえだが、最近テレビ番組への露出はほぼない。実は現在、地上波を離れ、自身のYouTubeで活躍中なのだ。
YouTubeチャンネルにアップされた動画は、総再生回数5億回を超えるほど話題で、その人気は芸能界にも広がっている。俳優の千葉雄大や仲里依紗、歌手のaikoなどからぺえのファンであることを公言されている。
地上波からは姿を消した今、ぺえが再び注目を集めている理由とは何か。
推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、ぺえと友だち歴7年だというバレーボール元女子日本代表の狩野舞子と、人生に疲れた時にぺえの動画を見て元気をもらうというAKB48の小栗有以が担当。
小栗は現在のぺえの魅力について「見栄えを捨てて、人目を気にせずありのままの自分をさらけ出す姿がめっちゃ話題」と説明。そんなぺえのYouTubeの動画には、パンツ一丁の姿や、スッピンで入浴中の姿といった生活感あふれる様子が。
佐久間は「すごいな!」「むき出しどころか、モロ出しの…」と芸能人らしからぬ飾らない姿に驚く。日村も「気持ちいいね、ここまでやってくれると」「なんでこれ(こんなに)面白いんだろうね、動物見てる感じと一緒」と、そのナチュラルすぎる姿に思わず笑ってしまう。
小栗は「芸能人って見え方を気にしちゃうじゃないですか?」「でもそれをやめたぺえさんの生き方に魅力を感じちゃう」と改めてぺえの良さを力説。
ぺえに芸能人のファンが多い理由は、こうした飾らない日常を思いっきりさらけ出す姿に共感が集まっているからなのだという。
推しポイント(1)【YouTubeで見せる“覚悟”の姿に共感】
今回はぺえ本人がスタジオに。登場するやいなや「Snow Manとバナナマンに挟まれる人間じゃないの」「ソワソワして…。たいそうなものじゃない」と謙そんする。佐久間は「さっきの今までの動画見た感じで想像してたよりも、100倍いい匂いしてる」と、動画のナチュラルだった姿とは打って変わってメークばっちりのぺえの姿に驚いていた。
地上波での活動を減らした理由について、「限界は感じて、こう見えて人の目をすごい気にしちゃうんで」「こうやってスタジオでいろいろスタッフさんがいてくれて。今私が言った発言に対して、すごいつまらなそうにしてるとか」と語るぺえ。テレビ出演によって疲労が増した結果、突発性難聴などを発症したことからYouTubeでの活動に移行したという。
そしてぺえは、YouTubeでの飾らない姿を配信することについて、「本当にここまでやるっていう覚悟を自分に認識させたくて。あそこまで思いっきり」と自身の“覚悟”の現れであることを説明。佐久間と日村は「すげー」とその勇気に感嘆した。
推しポイント(2)【悩み相談も乗ってくれる“友だち”のような距離感】
スタジオに“おしつじさん”の狩野と小栗も加わると、YouTubeなどでも視聴者からの悩み相談によく乗っているぺえに、小栗が悩み相談することに。小栗は「私たちAKBって20周年を迎えて」「どうしても昔の先輩を超えたい」「どうしたらいいですか?」とぺえに自身の悩みを打ち明ける。
するとぺえからは「やっぱ初期を超えるっていうのはもうむちゃ。わかんないよ私、ごめんね。(でも)AKBにここあったらいいなって思うのは“仲の悪さ”」と意外な回答が飛び出す。続けてぺえは「悪い意味じゃないよ、魅力的ってこと! 人間くささ」と説明。
すると佐久間はこの答えに納得したかのように、「我々の事務所だとKAT-TUN兄さんたちが、あそことあそこ、バチバチしてんだろみたいな、ファンの中で超有名になるんですけど……実際はめっちゃ仲良いとか」と先輩グループの素顔を明かす。
最後はぺえとより打ち解けるため、サクヒムと“おしつじさん”、そしてぺえの5人だけをスタジオに残した状態で自撮り大会をすることに。ぺえのマイペースで気楽な雰囲気に、サクヒムも自然と笑顔があふれ、とりこになっていた。
TVerでは、地上波未公開シーンを含む特別版が配信されている。
【編集部MEMO】
『サクサクヒムヒム』では特番時代から、「おぱんちゅうさぎ」「ストリートファイター6」「和山やま」「麻辣湯」「マネスキン」「パンどろぼう」「アオアシ」「ラーメン二郎」「サモエド」「平成女児ブーム」「シルバニアファミリー」「リロ&スティッチ」「BE@RBRICK(ベアブリック)」「韓国コンビニ」「小田切ヒロ」「Naokiman」「マインクラフト」「隅田川花火大会」「味仙」「伊藤潤二」「刃牙(バキ)シリーズ」「HANA」「快活CLUB」「ARG」「コジコジ」「551蓬莱」「坂元裕二」「ユニクロ」を深堀りしている。
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