ルミネ史上最大規模となる商業施設「ニュウマン高輪」が9月12日に開業し、段階的開業の第2弾となる今回、本施設全体の約9割となる177店舗がオープンします。本格開業目前に行われたメディア内覧会で、その見どころをチェックしてきました。
まちづくり・社会づくりの共創を担う新たな商業施設へ
JR「高輪ゲートウェイ駅」改札より徒歩1分、都営浅草線、京急本線「泉岳寺駅」A2出口より徒歩3分の地に位置するニュウマン高輪は、未来型都市開発プロジェクト“高輪ゲートウェイシティ”の中核施設として誕生。ルミネとニュウマンを合わせて16館目となり、3棟のビルをまたぎ、「ニュウマン高輪 サウス・ノース」、「ニュウマン高輪 ルフトバウム」、「ニュウマン高輪 ミムレ」の3つのエリアに分かれているのが特徴です。
今回開業する「ニュウマン高輪 サウス・ノース」と「ニュウマン高輪 ルフトバウム」の延べ床面積は約52,000㎡、来春開業する「ニュウマン高輪 ミムレ」を含めると約60,000㎡と、ニューマン新宿の約3.5倍、ニューマン横浜の約2倍の規模感となり、既存の15館と比較しても圧倒的な最大規模の面積になっているのだそう。
今回開業するエリアのショップ数は、ポップアップショップを含めて177店舗と、本施設全体の約9割が9月12日にオープンします。本商業施設の役割について同社 執行役員 ニュウマン高輪店長の鈴木和馬氏は「まちづくり・社会づくりの共創」と話し、「“まちの一部”としてではなく“まちの全体的”の機能を担い、複層的なターゲットで体験価値を提供していきたい」と意気込みました。
ニュウマン高輪の見どころは?
ニュウマン高輪の目玉とも言えるのが、ノースエリア28、29階の地上約150mに広がる「ルフトバウム」です。植物、音、食事が楽しめるこの場所では、日本各地から厳選した500本以上の植物が植えられ、エレベーターを降りた瞬間から視界に広がる壁面緑化に圧巻でした。
ノースエリア28、29階の「ルフトバウム」
「ルフトバウム」にはいくつか庭園があり、木々が生い茂る通路を進むと大きな窓から眺望を楽しめます。内覧会当日はお天気に恵まれなかったのですが、「翠の庭」では快晴時に富士山を眺めることもできるのだそうです。「翠の庭」には、360度イマーシブ・オーディオを導入しており、音楽にも没入できる空間となっていました。
「ルフトバウム」にはレストランもあり、景色を眺めながら食事を楽しむことも。中でもおすすめなのが、ルミネが初めてプラン ドゥ シーとタッグを組んだ新業態「ザ パブリック プレイス」です。
イタリアンがベースの多国籍料理を味わうオールデイダイニングには、豊かな植物に包まれる屋外テラスもあり、様々なシーンで楽しむことができます。
店内には個室もあり、ここから眺める景色は「ルフトバウム」で一番の絶景なのだそう。実際に行ってみると離れのような個室になっており、大きなテーブルのほかに食事の後にゆったりと景色を眺められるソファも設置されていました。
パノラマのような窓からはレインボーブリッジやお台場などベイサイドを眺められますよ。
また、高輪からほど近い八芳園が手がける「割烹 BUTAI」も29階の最上階にオープン。訪日外国人のおもてなしの場として江戸をテーマにした割烹料理店を八芳園に依頼したのだそうです。
新業態「割烹 BUTAI」は、八芳園ならではの地域の特色あふれる素材を贅沢に使い、目の前で料理人がライブで調理。料理人やサービススタッフを“演者”とし、“観客”を迎えて時間と空間を共有する場所ということで“BUTAI=舞台”と名づけたのだそうです。
蕎麦、鰻、小鍋など江戸をテーマにした味わいが詰め込まれたランチは8,800円、ディナーは22,000円と27,500円(いずれも税込、サービス料10%別)の2コースから選べます。また同店のもう一つの新業態として「八芳園洋菓子店」をノース1階にオープン。フィナンシェやサブレといった焼き菓子、生ケーキなど40種類以上の幅広いラインアップが並びます。
サウス5階「ブンキツ トーキョー」、屋内パークなど
サウス5階には、親と子がそれぞれの価値観で過ごせる小さな街を表現した「こもれびら」を展開。同エリア内のメインショップになる「ブンキツ トーキョー」は入場料のある本屋「文喫」の新たな旗艦店で、半分以上のエリアが無料で入れるようになっているのだそう。
約10万冊を揃える店内には、子どもと大人それぞれの本が混じり合ったエリアや、食事も楽しめる「カフェ アンサンブル」なども併設されていました。その他にも、株式会社ジャクエツと共に“あそび×アート”をテーマにした3つの屋内パークを設置したり、日々を彩る写真館に雑貨店なども並んでいます。
ノース5階「高輪サウナス」
一方、ノース5階には9つのサウナが楽しめる「高輪サウナス」が今年の冬にオープン予定。囲いで覆われていましたが、ワクワクするイラストが描かれていました。これは楽しそう!
ノース4階「ビームス カルチャート」
ノース4階には、ビームスによるアートやカルチャーの面白さを発信するプロジェクト「ビームス カルチャート」の初となる単独店がオープン。入口のカフェスペースにはミルクティー専門店「MILK TEA SERVICE」を常設し、BEAMSオリジナルブレンドのミルクティーを販売していました。
現代アートやグラフィック、飲食、音楽などをビームスならではの視点でセレクトした多様なカルチャーに気軽に触れられる空間となっています。
サウス2階「シーエフシーエル」、ノース2階「ポータークラシック シネマ」
ファッションブランドからは「シーエフシーエル」と「ポータークラシック シネマ」をピックアップ。両ブランドとも社会性にアプローチしていく点がニュウマン高輪の思考と一致したことからルミネ初出店となったといいます。
日本が世界に誇るサステナブルブランドの「シーエフシーエル」は新たな循環サービス“Next Loop”をポップアップで展開。“刺し子”文化を衣料品に取り入れる「ポータークラシック シネマ」は、クラシックな映画館をモチーフにしたデザインを採用。長く愛用できるファッションアイテムが数多く揃っていました。
コスメショップも充実、世界最大面積を誇る「エルメス・イン・カラー」も
ぐるりと館内を回ってみて、ビューティショップがかなり充実している様子。ラグジュアリーブランドの「エルメス」や「プラダ」のコスメブランドをはじめ、プチプラコスメからデパートコスメと幅広いコスメを取り扱う「アットコスメストア」にブランドの象徴である乳液にフォーカスした旗艦店「アルビオン フィロソフィ」などが賑わいを見せていました。
中でも世界最大面積を誇る「エルメス・イン・カラー」は、ゆったりとした木のぬくもりを感じる空間にてエルメスのエスプリを存分に体験できそう。
ここではビューティとフレグランスの全コレクションに加え、シルクやアクセサリーとともに体験可能。さらに、国内初となるバスラインのコレクション「ルバン」を体験できるエリアを設けたパーソナルルームも完備していました。
注目スイーツも盛りだくさん
スイーツで気になったのは、世界最大規模を誇る「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。世界初となるカフェ併設型のコンセプトショップとなっており、広々とした空間で買い物を楽しめるほか、ここでしか味わいえないシグネチャーメニューを併設されたカフェスペースで堪能することができます。
そしてポップアップショップからは、“酒と氷の、あたらしいたのしみ方”を提案する「クラフト ワ スタンド」をご紹介。
ここでは厳選された国産素材で仕立てるクラフトスイーツと、日本の伝統文化を現代の感性で再解釈した甘味体験を提供しています。
「クラフトかき氷」と「宵パフェ」は、食事や飲酒の後に恋しくなる大人のデザート。9月12日の開業日から11月30日まで28階のルフトバウムで開催するので、ぜひ立ち寄っていただきたい!
犬連れOK! ペットフレンドリーゾーンも
そのほかにも各フロアには景色を眺めたり、買い物の休憩ができるスペースが設けられていました。また、ペットフレンドリーにも積極的に取り組んでいることから、サウス4階には館内をリードで歩けるゾーンもあり、一部レストランやカフェではペットと一緒に過ごせる店舗もあるのだそう。
約2時間半である程度回れると思っていましたが、1店舗1店舗が想像以上に広く、満足するには1日では足りないくらい充実したラインアップとなっていました。“複層的なターゲット”という言葉通り、性別や年代問わずに楽しめるニュウマン高輪へ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
































