オーディションで感じた11年の変化を聞くと、「今は動画でネタのアーカイブが大量に見られる時代なので、みんな見せ方とかコツとかを習得して、ある程度のレベルまで行くのがすごく速いと思いますし、ショートネタを作る力もあるなと思いました」と、芸人の層がさらに厚くなっているのを実感。
一方、『爆笑レッドカーペット』のような番組がなくなり、多くの芸人が賞レース重視になった結果、「リズムネタとか、キャラクターの強いネタが減って、いわゆる王道のネタが多いんです。早く人気者になるには、王道じゃないほうが速いと思うんですけどね(笑)」と、寂しさも感じているようだ。
キャラクターの強いかつての常連組たちは、「レッドカーペット芸人」「一発屋」と呼ばれることもあったが、「一発とはいっても、それが、ぶっとい一発なんですよ(笑)。5GAPとか、ザ・パンチとか、ゴンゾーとか、それを持って日々戦ってる感じがたくましいなと思っていましたが、今回見ると、みんな分厚さがちょっと増していて(笑)。これをずっと続けているのが素晴らしいし、同じネタだけど置きにこないというのが、すごく良かったですね」と感謝した。
西畑大吾の出現で疑心暗鬼になる高橋克実
今回MC陣に新たに加わっているのは、なにわ男子の西畑大吾。この出現により、高橋克実が自分の立場を脅かされて疑心暗鬼になるという要素を作った。
「西畑さんは克実さんより目立つ赤い紋付袴を着ていて、克実さんは“俺をどかそうとしてるんじゃないか”とライバル視して、収録上では最初、ちょっとつっけんどんとしてるんです(笑)。放送ではそこまで伝わらないと思うので、ここで言っておきます(笑)」
高橋と言えば、最後に「レッドカーペット賞を決める人を克実さんに決めてもらいます」というおなじみのやり取りもあったが、「こういう面倒くさいくだりを作るのが大好きなんです(笑)」という藪木氏。「テンポ、テンポで進んでいくとツルンとした番組になってしまうので、一番テンポが悪い面倒なことをわざと入れているんです」と狙いを語っている。
『爆笑レッドカーペット ~真夏の最新ショートネタ60連発! 大復活SP~』出演芸人
相性はいいよね / アキラ100% / アルコ&ピース / アンガールズ&阿佐ヶ谷姉妹 / えびしゃ / オードリー / 蛙亭 / 狩野英孝 / キャツミ / キンタロー。 / クールポコ。 / くまだまさし / ぐろう / ゴー☆ジャス / コットン / ゴンゾー / ザ・パンチ / ジェラードン / シシガシラ / しずる / 信濃岳夫・金原早苗 / シューマッハ / ジョイマン / 庄司智春 / ジョックロック / 真空ジェシカ / 新鮮なたまご / スクールゾーン / スクラップス / ずん 飯尾和樹 / そいつどいつ / チェリー大作戦 / 超速バギー / チョコレートプラネット / ツートライブ / 友田オレ / ナイツ / なかやまきんに君 / ナチョス。 / ななまがり / ネルソンズ / ハイキングウォーキング / バッテリィズ / バローズ / ビコーン! / 5GAP / ファイヤーサンダー / ファンファーレと熱狂 / 藤崎マーケット / フルーツポンチ / ベルナルド / 満丸 / 柳原可奈子 / やまぐちたけし / ヤンシー&マリコンヌ / ゆってぃ / ラパルフェ / ラランド / ランパンプス
●藪木健太郎
1971年生まれ、三重県出身。早稲田大学卒業後、95年にフジテレビジョン入社。照明部から2002年にバラエティ制作に異動して『アヤパン』『力の限りゴーゴゴー!!』『笑う犬』シリーズ『新堂本兄弟』『爆笑ヒットパレード』などを担当。『爆笑レッドカーペット』のほか、『爆笑レッドシアター』『うつけもん』シリーズ『THE MANZAI(第2期)』『ENGEIグランドスラム』などのネタ・演芸番組を立ち上げ、18年から共同テレビジョンに出向。『ザ・ベストワン』『賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~』(TBS)、『両親ラブストーリー~オヤコイ』(読売テレビ)、『ザ・マスクド・シンガー』(Amazonプライム・ビデオ)などを制作し、22年3月末で出向元のフジテレビを退社。メイクスマイルカンパニー「Sunny Pictures(サニー・ピクチャーズ)」を設立し、『やりかたのウタ ~気になる HOW to ウタいまSHOW~』(中京テレビ)、『矢作兼のキズキの建築』(BSフジ)、『ザ・コメデュアル』(Netflix、Amazonプライム・ビデオ)などを制作。『とんねるず THE LIVE 2024 Budokan』の演出も手がけた。


