• オードリー

  • ナイツ

  • (C)フジテレビ

出演芸人のキャスティングにあたって意識したのは、懐古主義になりすぎないこと。まずは、オードリー、ナイツ、狩野英孝、柳原可奈子ら当時売れ始めて現在第一線で活躍する芸人たちに声をかけ、次に、ゆってぃ、ゴー☆ジャスといった番組発のブレイク組。そして、『レッドカーペット』をテレビで見ていた今の人気者たち、さらに新たに発掘する若手勢を297組にも及ぶオーディションで選び、全60組中34組が初登場となる。

ラジオ番組を持っている芸人たちは、今回の復活について続々と言及。オードリーは「“ズレ漫才”ってキャッチコピーは、藪木さんが付けてくれた」(若林正恭、ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』)、ナイツも「“レッドカーペット賞”を獲って営業が一気に増えて、バイト辞められた」(塙宣之、TBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』)と、ターニングポイントになった番組と位置づけている。

また、狩野英孝、しずる、フルーツポンチ、柳原可奈子は、藪木氏が『爆笑レッドシアタ ー』でも一緒に仕事をしてきた面々。「ネタ番組を主催する立場として 芸人さんの皆さんとフラットな関係でいなきゃいけなと思っているのですが、彼らに“新しいネタにしてもらえる?”とか“こういうネタで行きましょうか?”とか相談できる関係なのはいろんな点で利点もあるんです。とはいえ、様々な芸人さんが出てくるのがネタ番組の良さなので、バランスを重視しました」とスタンスを明かす。

柳原に関しては、母親になって初のネタ番組。「声をかけたら“やります”と言ってくれて、“おかわり”のネタも衣装を全部そろえて準備してきてくれました」といい、やはり演者側としても思い入れのある番組であることがうかがえる。

  • 狩野英孝

  • しずる

  • フルーツポンチ

  • 柳原可奈子

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狩野英孝に感じた「根っこはネタの人」

MCの今田耕司は、狩野英孝のネタを見て「イケメンネタで『レッドカーペット』でブレイクした後に、いろんなことが人生の中でもあって、その中で今日出てきてピンネタを見たときに、なんか胸が熱くなりましたね。人生っていうのはそのとき最悪でも、頑張っていれば、やり続けていれば、どんどん前向きな気持ちになれる……そんな一人コントを見ながら噛み締めてましたね(笑)。いろんな紆余曲折があっての今が、すごく輝いてました。カッコよかったですね」と、年月の重さをしみじみ語っていた。

バラエティでイジられキャラが確立している狩野は、「僕はネタで出てきた芸人なんですよ」と言って笑いが起きるポジションになっているが、藪木氏は「今回のネタを見てもそうですし、過去のVTRを見ても“イケメン”という括りだけで本当にいろんなネタを作っているんだと思って、やっぱり根っこはネタの人なんだと感じました」と再確認したそうだ。