
高校野球 夏の甲子園 最新情報(最新ニュース)
第107回全国高校野球選手権大会が2025年(令和7年)8月5日から18日間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催。全国47都道府県の49代表校(北海道・東京は2校)が出場し、夏・王者をかけて熱戦を繰り広げている。
ここでは、歴代の選手権大会における通算成績を基に、都道府県別のランキングを作成した。基準としたのは、「優勝」「準優勝」「4強」「8強」の回数。優勝:10pt、準優勝:5pt、4強:3pt、8強:1ptの合計ポイントでランク付けしている。ただ、配点によって順位変動は出てくるため、今回はこの配点に限ったランキングであることをご留意いただきたい。
※同一Ptで並んだ場合、優勝回数が多い方が優先、以下も同様。
※第106回大会まで時点
いつでもどこでも簡単視聴。
10位:福岡県
<選手権大会成績>
優勝;4回
準優勝;2回
ベスト4:7回
ベスト8;6回
合計Pt:77Pt
10位に入ったのは福岡県。夏の方が高い実績をあげている。
県勢初優勝は、戦後間もない第29回大会(1947年)。小倉(当時は旧制・小倉中)が九州勢でも初となる優勝を飾った。さらに翌48年の第30回大会に、新制・小倉高として、夏連覇を果たした。
3度目の優勝は、第47回(1965年)の三池工。同校は、現時点で甲子園出場はこの一度だけで、甲子園での勝率は10割を誇る。そして福岡県のチームが最後に優勝したのは第74回(1992年)。西日本短大付が東邦(愛知)や拓大紅陵(千葉)を降して全国の頂点に立った。
主な高校
西日本短大付、九州国際大付、筑陽学園ほか
9位:広島県
<選手権大会成績>
優勝;7回
準優勝;5回
ベスト4:2回
ベスト8;17回
合計Pt:118Pt
9位にランクインしたのは広島県。県勢の夏通算勝率は6割以上を誇る。
そんな広島県は、主に広島商と広陵がポイントを稼いでいる。広島商は、23度の出場で優勝6度、準優勝1度と、「夏の広商」の呼び名は伊達じゃない。最後の優勝は第70回(1988年)で、前田幸長擁する福岡第一を破っての優勝だった。
一方の広陵は、対照的にシルバーコレクターの感がある。広島商と並んで23度の出場を果たしてるが、準優勝4度、優勝はなし。第89回(2007年)や第99回(2017年)など、近年でも印象的な試合を見せているだけに、「春の広陵」にとどまるのはもどかしさすら覚える。
2校以外では、第20回(1934年)に旧制・呉港中(現呉港)が優勝。近年では広島新庄らが力をつけている。
主な高校
広島商、広陵、広島新庄、呉港、如水館ほか
8位:神奈川県
<選手権大会成績>
優勝;8回
準優勝;3回
ベスト4:5回
ベスト8;12回
合計Pt:122Pt
8位には強豪ひしめく神奈川県がランクイン。優勝回数だけで言えば、全国2位タイの8度を誇る。
県勢初優勝は、第31回(1949年)の湘南だ。創部4年目にして初出場初優勝を果たした。当時のメンバーには、元高野連会長で野球殿堂入りも果たした脇村春夫やシーズン154試合出場のプロ野球記録を持つ佐々木信也らがいた。
2度目は第42回(1960年)の法政二。プロ入り後も俊足の外野手として活躍した柴田勲がエースとしてチームを牽引し、初出場にして翌春も制して「夏春連覇」を飾った。第52回(1970年)と第53回(1971年)は、東海大相模、桐蔭学園が神奈川県勢連覇を達成している。
5、6度目はともに横浜。第62回(1980年)は早実・荒木大輔を攻略して優勝。第80回(1998年)は、松坂大輔が伝説を作った。そして7度目は第97回(2015年)の東海大相模。小笠原慎之介ら後にプロ入りするメンバーが躍動した。
第105回(2023年)では慶応が107年ぶりの全国制覇。都道府県別の優勝回数では全国2位タイとなる、神奈川県勢8度目の優勝を飾った。
主な高校
横浜、東海大相模、桐光学園、桐蔭学園、慶応ほか
7位:京都府
<選手権大会成績>
優勝;5回
準優勝;9回
ベスト4:5回
ベスト8;17回
合計Pt:127Pt
昨年優勝を果たした京都国際の躍進で京都府が7位にランクアップ。全国でも屈指の勝ち星を重ねている。
そんな京都は、夏の選手権第1回大会覇者である。旧制・京都二中(現鳥羽)が、準決勝は引き分け再試合、決勝戦は延長13回までもつれる大接戦の末、初の栄冠を掴み取った。
そして3度の優勝はいずれも平安(現龍谷大平安、旧制・平安中時代含む)だ。第24回(1938年)に、出場10度目にして初優勝。ここまで過去3度決勝戦で敗れており、悲願の頂点だった。第33回(1951年)、第38回(1956年)もそれぞれ優勝を果たしている。
平成以降では平安のほか、第80回(1997年)の京都成章や、第87回(2005年)の京都外大西は決勝戦まで駒を進めたが、松坂大輔、田中将大の両怪物の前に敗れている。
その後もしばらく優勝からは遠ざかっていたが、昨年の第106回大会では中崎琉生、西村一毅の両左腕エースが躍動。
決勝戦では延長タイブレークの末に関東第一(東東京)に勝利し、同校は春夏通じて初めての優勝、京都勢としても68年ぶりの頂点に立った。
主な高校
龍谷大平安、京都国際、立命館宇治、京都成章ほか
6位:愛媛県
<選手権大会成績>
優勝;6回
準優勝;5回
ベスト4:12回
ベスト8;8回
合計Pt:129Pt
6位は愛媛県。高校別優勝回数・全国3位タイ(5度)につける松山商が、愛媛をこの位置まで押し上げている。
松山商は、第21回大会(1935年)に県勢初優勝を飾る。以降は、第32回大会(1950年、校名・松山東)、第35回大会(1953年)、第51回大会(1969年)、第78回大会(1996年)を制した。特に第51回は三沢(青森)と延長18回の激闘。決勝戦初の引き分け再試合となると、翌日の再戦を4-2で逃げ切り、歴史的な勝利を挙げた。
松山商以外には、第41回(1959年)に西条が優勝。同校はベスト4も2度記録している。また近年では、済美が第86回(2004年)に準優勝、第100回(2018年)にベスト4と結果を残している。
主な高校
松山商、済美、宇和島東、今治西、西条ほか
【了】