1975年に放送を開始した『秘密戦隊ゴレンジャー』から、現在放送中の最新作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(2025年)まで、50年続いている特撮ヒーローシリーズ「スーパー戦隊」の歴史をふりかえる大規模展示イベント「全スーパー戦隊展」が8月8日から27日まで、東京ドームシティ・プリズムホールにて開催される。

開催前日にはオープニングセレモニーが行われ、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』のメインキャストが駆け付けた。6人の戦士は、全戦隊立像展示エリアで約300人もの歴代ヒーローに見守られながら、それぞれの思い出に残る「スーパー戦隊」について熱く話した。

「全スーパー戦隊展」オープニングセレモニー

  • 左から、鈴木秀脩、今森茉耶、木村魁希、冬野心央、松本仁、神田聖司

「全スーパー戦隊展」とは、第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から第49作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』まで、50年にわたる「スーパー戦隊シリーズ」の歴史をふりかえり、これまで一般公開されることのなかった「撮影で実際に使われた小道具、衣装、資料」「メカ、マシンのミニチュアモデル」、「放送当時の玩具商品」や、巨大ロボット(スーツ)、悪の軍団(首領、大幹部、怪人、兵士)、歴代ヒーローの立像などが集められた、かつてない規模の「スーパー戦隊」展示イベントである。

各方面の多大なる協力を得て発表することが叶った貴重な展示物は、当初の点数(約500点)を大幅に上回り、約1000点にまで増大したとのこと。いくつかのエリアに分かれた会場では、現存する貴重な撮影用小道具やデザイン画といった超貴重な展示物が並べられた「スーパー戦隊アカデミー」や、歴代作品で活躍した「悪役」キャラクターが結集する「悪の軍団」エリア、本イベントのために新規製作されたものも含む歴代「巨大ロボット」エリア、そしてゴレンジャーからゴジュウジャーまで、歴代スーパー戦隊ヒーロー約300人が一ヶ所に結集した圧巻の立像展示エリアなどが設けられ、昭和、平成、令和と3つの時代にまたがってたくさんの子どもたちを楽しませてきた「スーパー戦隊シリーズ」の魅力を深く探ろうと試みられている。

  • MCを務める「全スーパー戦隊展・応援隊長」関智一さん

オープニングセレモニーでMCを務める関智一は、『超力戦隊オーレンジャー』(1995年)の皇子ブルドントの声や、『電磁戦隊メガレンジャー』(1997年)ビビデビの声、『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年)の変身アイテム=モバイレーツの音声全般、『王様戦隊キングオージャー』(2023年)ゲロウジームの声など、「スーパー戦隊シリーズ」各作品でも活躍した人気声優・俳優である。ディープな特撮ファンとしても知られる関は、このたび「全スーパー戦隊展・応援隊長」に任命。「スーパー戦隊アカデミー」をはじめとする各エリアの展示・プロデュースでも大活躍している。

関は「全スーパー戦隊展」開催にあたり、企画段階から東映本社に通って「どういう展示内容がいいか」「何を展示するのか」など、スタッフと積極的に意見をかわし、さまざまに具体的な提案を出して力を尽くしたという。また、東京会場(プリズムホール)の設営には初日の朝から入って、率先して作業にとりかかり、最後はショーケースのガラスを雑巾で拭くところまで現場スタッフと一緒に行っていた。まさに「応援隊長」の肩書に恥じない、全力全開の応援をしていたそうだ。

関の呼び込みにより、「全スーパー戦隊立像」エリア内に『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の面々が登場。彼らは歴代49作品で活躍した約300人ものヒーロー立像を間近で見た今の、率直な心境を語った。

  • ゴジュウウルフ/遠野吠を演じる冬野心央さん

  • ゴジュウレオン/白夜陸王を演じる鈴木秀脩さん

  • ゴジュウティラノ/暴神龍儀を演じる神田聖司さん

  • ゴジュウイーグル/猛原禽次郎を演じる松本仁さん

  • ゴジュウユニコーン/一河角乃を演じる今森茉耶さん

  • ゴジュウポーラー/熊手真白を演じる木村魁希さん

  • 歴代ヒーロー立像エリアの中央を歩むゴジュウジャーの面々

  • スーパー戦隊大集合に興奮する冬野さん

ズラリと並んだ歴代ヒーローの立像を観た冬野は「今まで観てきた景色の中で、まさにナンバーワンだと思います。大興奮です!」と、笑顔をのぞかせながら感想を語った。

  • ドキドキがとまらないという鈴木さん

鈴木さんは「ずっと心臓がドキドキしています。まるで、先輩ヒーローのみなさんに見つめられている感じ(笑)。それはプレッシャーではなくて、先輩からの熱い応援だと思っています!」と、にこやかにコメントした。

  • 将来は先輩ヒーローと肩を並べられる存在になりたいと語る神田さん

ゴジュウジャーを応援している視聴者の方々からの反響が嬉しいと語る神田は「いずれは、後ろにいるみなさんとゴジュウジャーが肩を並べて、同じ場所に立っているようになっていれば嬉しい」と話し、50周年から先の未来に向け、スーパー戦隊ならではの魅力を伝えていきたいという意欲を燃やした。

  • つい自分と同じカラー(グリーン)のヒーローに目が行くという松本さん

ヒーロー立像に圧倒された松本は「ついつい、自分と同じ(グリーン)ヒーローを意識してしまいますね(笑)」と語り、これまで数多く登場した歴代「グリーン」ヒーローのグループの中にゴジュウイーグルが仲間入りを果たせたのを喜ぶようなコメントを残した。

  • 「全スーパー戦隊展」でひときわ印象に残った展示について話す今森さん

セレモニー前に、全スーパー戦隊展会場をひととおり観て回った6人。今森は印象的な展示について「(特命戦隊)ゴーバスターズのマスク(ダメージバージョン)が並んであったでしょう。割れたマスクがとてもカッコいい。私たちもああいうの、やりたい!(笑)」と、激しい戦いでマスクが壊れ、中から素顔がチラリと見えるという非常にカッコいいシチュエーションに憧れたことを明かした。

  • 貴重な展示物が見られたことに感動する木村さん

木村は「スーパー戦隊アカデミー」の小道具展示を見どころに上げ、「撮影に使われていた小道具ですから、細部が破損していたりする、そういったところに50年もの歴史が感じられる」と、本物の小道具が持つ「凄み」や「迫力」を感じ取ってほしいとコメントした。

  • 6人がおすすめする「全スーパー戦隊展」注目ポイントは?

「悪の軍団」エリアでは、歴代スーパー戦隊ヒーローと戦った歴代の悪キャラクターが結集。このエリアを通ったときの松本の印象は「思わず、エンゲージ(変身)しようかと思いました(笑)」と、異形の敵の襲来につい身構えてしまいそうな気持ちになったことを明かして笑いを誘った。また神田は取材中のマスコミに向かって「今日はよかったですね! われわれがいて(笑)」と、悪が攻めてきたとしてもゴジュウジャーがいれば安心だと、朗らかに語った。

  • 一斉に、それぞれの「推し」ヒーローをチェックする6人

続いて関から「みなさんの好きなスーパー戦隊は?」という問いが投げかけられ、、6人は展示エリア内のあちこちに立っている、自分の一番好きなヒーローを示した。

  • アバレキラーの魅力について語る木村さん

木村は『爆竜戦隊アバレンジャー』(2003年)のアバレキラーを挙げ「身体のトゲトゲが男の子心をくすぐるので好き」と、子どものころに大好きだったアバレキラーのカッコいいポイントを紹介した。

  • ルパンレッドが好きだと話す今森さん

今森は『ゴジュウジャー』のユニバース戦士としてルパンレッドが登場した際、参考のため『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(2018年)を観たところ、スタイリッシュでしなやかなアクションを持ち味とするルパンレッドに魅了されたと話した。

  • ゴーカイレッドへの憧れを語る松本さん

松本は『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年)のゴーカイレッドが好きだと語り、「立像を観ていると、キャプテン・マーベラスの声で『ちゃんとやれよ!』と言われているような気がしてきました」と、憧れのヒーローを見つけたときの喜びと興奮を打ち明けた。

  • カクレンジャーの「短縮変身」について嬉しそうに語る神田さん

神田は少年時代に好きだった『忍者戦隊カクレンジャー』(1994年)の5人すべてが好きで、忍者装束をバッと脱いだら、その直後にカクレンジャーへと変身(スーパー変化)している演出(短縮変身)が特にお気に入りだと話しながら、忍者装束を素早く脱ぐアクションを再現。「幼稚園で、よくこんな風にパーカーを脱ぎ捨ててカクレンジャーのマネをしていました」と、幼いころをふりかえってほほえんだ。

  • さわやかな笑顔で、幼少時に憧れたヒーローの思い出を話す鈴木さん

鈴木は幼いころ、生まれて初めて目にしたスーパー戦隊『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006年)を挙げ、特に「ボウケンブラック」が大好きだと話してニッコリ笑顔を見せた。

  • 冬野さんが、大好きなクワガタオージャーのカッコいいところをアピール

冬野は『ゴジュウジャー』第1話、第2話で堤なつめ(演:井内悠陽)がエンゲージしたユニバース戦士として『王様戦隊キングオージャー』(2023年)のクワガタオージャーと出会ったときのことをふりかえり「あのメタリックなスーツや、マントをひるがえす動作など、すべてのビジュアルがカッコいいなと思い、一目惚れしました(笑)」と、あまりのカッコいいヒーロー像に心を奪われたことを明かした。

  • 等身大のキャラクターパネルと一緒にポーズを決める6人

  • スーパー戦隊50年の歴史を背負い、気持ちを新たにするゴジュウジャー

最後にマイクを手にした冬野は「いろいろな展示物に圧倒され、感動し、まさにスーパー戦隊50年の重みを感じさせる展示会になっています。僕たちゴジュウジャーも、スーパー戦隊の歴史を受け継いで、その中でもナンバーワンを目指したいと思います!」と力強い「戦隊ナンバーワン宣言」を行いつつ、「全スーパー戦隊展」を楽しみにしているファンに向けてメッセージを贈った。

続いては「全スーパー戦隊展」マスコミ向け内覧会の模様をご紹介していこう。