星野リゾートは8月5日、同社と竹中工務店、東急、京急電鉄がホテル事業を進める「旧横浜市庁舎行政棟」が、戦後の建造物として初めて「横浜市認定歴史的建造物」に認定されたと発表した。
開港100周年で生まれた名建築
旧横浜市庁舎行政棟は、開港100周年記念事業の一環として建てられたモダニズム建築であり、日本近代屈指の建築家・村野藤吾氏が設計を手がけた。優れた意匠的特徴を持つとともに、横浜の戦後建造物として高い価値を有する。
「OMO7横浜」2026年春開業へ
同建造物は、「OMO7横浜 by 星野リゾート」として2026年春に開業する。カフェ、レストランを備えたフルサービスホテル「OMO7」として、OMO7旭川、大阪、高知に続く4施設目の開業となる。海外と日本の文化、歴史と新しさが交差する「横浜」の再発見をテーマとし、ゲストが横浜での滞在をより深く楽しめるよう、街を知り尽くしたご近所ガイド「OMOレンジャー」や、ガイドブックには載っていない街の魅力を集めた「ご近所マップ」を用意している。2025年10月より予約を開始する。
横浜市およびホテル所有者である竹中工務店、東急、京急電鉄と、ホテル運営者である同社は、当該建築物の「記憶」を継承し、「新旧融合」をコンセプトにホテルとして新たな息吹を吹き込む。同ホテルの開業を機に、「BASEGATE横浜関内(横浜市旧市庁舎街区活用事業)」の一員として、関内駅周辺地区の新たなにぎわい創出に貢献していく。
記憶の継承、新旧融合 ―保全活用としての評価―
今回の認定に際し、横浜国立大学・吉田鋼市名誉教授は、「長きにわたり地域のシンボルであった旧横浜市庁舎行政棟の保全と活用により新旧が融合した新たな都市のランドマークが形成され、地域の歴史を継承し、地域の景観形成上の重要な要素となる」と評価している。






