JR北海道は4日、新しい観光列車「赤い星」「青い星」について、変更後の運行開始時期が決定したと発表した。「赤い星」編成は2027年2月の運行開始を予定している。現段階における車両の完成予想図もあわせて公開された。
同社は沿線とともに北海道を活性化する計画「スタートレイン計画」を始動させ、キハ143形を改造した新しい観光列車「赤い星」「青い星」の運行開始に向けて準備を進めている。両編成ともに水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)がエクステリア・インテリアのデザインを担当。当初は2026年度に運行開始予定と発表していたが、車両の補修に想定以上の時間を必要とすることが判明し、より良い車両とするために運行開始時期を変更するとしていた。
新しい観光列車2編成のうち、「赤い星」編成はクルーズトレインとしても運行可能なラグジュアリークラスの車両(4両編成)に。変更後の運行開始時期は2027年2月とされ、札幌~網走間(函館本線・石北本線経由)の運行でデビューする予定となった。2027年度は4~7月に釧路~知床斜里間(釧網本線経由)、7~11月に旅行会社主催による道内クルーズの貸切列車として運行し、1~3月に再び札幌~網走間での運行を計画している。
「赤い星」編成のエクステリアは、種車であるキハ143形の外形をそのまま生かし、外装に北海道開拓使のシンボルである「赤星」をイメージした深みの感じられる赤色を採用。車体前面・側面に星形のエンブレムとマークを取り付け、高級感のあるデザインとした。
インテリアは天井や床、壁など木材をふんだんに使用し、ラグジュアリーな雰囲気を演出。1号車はボックスシートに加え、乗客同士が自由に会話し、車窓風景を楽しめるサロンを設ける。2号車はさまざまな形状のいすとテーブルを配置し、乗客が食事や休憩を楽しめるフリースペースのラウンジカーに。3号車はセミコンパートメント(半個室)を設置する。
4号車は「まるで自分の家で寛いでいるような空間」をめざし、床を畳敷きとするほか、足もとまで広がる展望を独り占めできる「車両全幅を使用した広い個室」を車端部に設置するという。個室は2人用と5~6人用を用意。4号車に茶室も設けるとのこと。





