アドバイザーナビは7月17日、プラチナカードの利用実態に関する調査結果を発表した。調査は2025年6月4日~6月11日、120人を対象にインターネットで行われた。
プラチナカードを作ろうと思ったきっかけ
プラチナカードを作ろうと思ったきっかけを尋ねたところ、「ポイント(マイル)還元率が良いから」が62.5%で最多となった。「空港ラウンジサービスを利用したかったから」が32.5%、「独自の優待サービスが魅力的だったから」が31.7%で続いた。
プラチナカードを選ぶ際に重視すること
「何を重視してプラチナカードを選びましたか?」という質問では、「ポイント(マイル)還元率」との回答が55.8%となった。その他には「キャンペーン・特典」や「入会金・年会費」を選ぶ人も多かった。
カードの保有枚数
プラチナカードの保有枚数は、「1枚」が圧倒的多数という結果になったが、「2枚」「3枚以上」と複数枚持っている人も全体の約21%いることがわかった。
クレジットカードの枚数(プラチナカード以外の通常カード・ゴールドカードを含む保有数)は「3枚」が27.5%で最も多く、「5枚以上」「2枚」と続く形になった。また、複数のクレジットカードを持ち合わせている人が全体の85%いることもわかった。
プラチナカード保有者のうち、ゴールドカードも持っている人は全体の78.3%だった。
プラチナカードの審査に通らなかった経験
「プラチナカードの審査に通らなかったことがある」人は全体の16.7%だった。
プラチナカードの年会費
プラチナカードの年会費としては1万円~3万円を支払っている人の割合が合計で62.5%となり、最も多かった。また、中には10万円以上の年会費を支払っている人も僅かだがいることがわかった。
プラチナカードの限度額
プラチナカードの限度額は、「200万円超300万円以下」が41.7%で最も多かった。「100万円以下」が27.5%でこれに続き、また、「200万円以下」と回答した人も一定数いた。
「プラチナカードの限度額を増額したことがある」人は全体の12.5%で、「審査に落ちて増額できなかった」という人が全体の0.8%いた。
プラチナカードの毎月の利用額
プラチナカードの毎月の利用額は、「10万円以下」が33.3%で最も多く、「11〜15万円」「16~20万円」がこれに続く形となり、ゴールドカードと比べると全体的に利用額は高い傾向となった。
おすすめのプラチナカードは?
ここからは、実際のユーザーが選んだプラチナカードの人気ランキングを紹介する。
「どのプラチナカードを持っていますか?」と質問したところ、楽天プレミアムカードが50.8%で圧倒的に多く、JCBプラチナが17.5%でこれに続いた。また、三井住友カード プラチナも15.0%と一定の票を集めた。
「ポイントの貯まりやすさを重視するならどのプラチナカードがおすすめだと思いますか?」と質問したところ、楽天プレミアムカードと答えた人が47.5%と圧倒的多数という結果になった。JCBプラチナと三井住友カード プラチナが10.8%、dカード PLATINUMが9.2%でこれに続いた。
特典の充実度では、楽天プレミアムカードをおすすめする人が34.2%で最も多く、JCBプラチナが12.5%でこれに続いた。また、三井住友カード プラチナが11.7%で票を集めた他、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードも一定数の回答があった。
「コスパを重視するなら?」という質問では、楽天プレミアムカードを選択した人が54.2%と圧倒的多数となった。また、JCBプラチナ、dカードPLATINUMがともに8.3%、三井住友カード プラチナが7.5%であった。
海外旅行におすすめのプラチナカード1位は、楽天プレミアムカードで22.5%だった。アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードが21.7%と僅差で続いた。また、JCBプラチナも14.2%の票を集めた。