アイドルグループ・嵐の櫻井翔と、フリーアナウンサーの桝太一がMCを務める日本テレビ系報道特番『真相報道バンキシャ! 特別編 “終末時計”を早める世界のトップたち』が、終戦の日のゴールデンタイムにあたる8月15日(19:00~)に放送される。
この番組は、平和の揺らぎを感じさせる世界中に広がる“戦争の予兆”を取材。番組の軸となるのは、科学者たちが“人類の終末”を象徴的に示す「終末時計」だ。2025年現在、残された時間はわずか“89秒”となっているが、この針を早めているのは誰か、そして、針を戻すことはできるのかに迫る。
日本テレビとNNN各局が展開する戦後80年プロジェクト『いまを、戦前にさせない』の中核をなす特別企画として放送される同番組。プロジェクトのメッセンジャーを務める櫻井は、海上自衛隊“最速”のミサイル艇に自ら乗船し、日本近海を頻繁に通過するロシア艦船の動向、海上で起きている異常事態の現場を取材する。
また、ロシアによるウクライナ侵攻や核拡散の脅威が、どのように「終末時計」の針を進めてきたかを検証。プーチン政権のもとで迫る“戦争の予兆”を、現場とスタジオの両面から浮かび上がらせる。
櫻井はこれまで15年以上にわたって、戦争体験者の声を取材し続けてきたが、今年は戦争の「記録」だけでなく、「予兆」を可視化し、「戦争を起こさせないためには何が必要か」を考えるリポートを展開する。
『真相報道バンキシャ!』メインキャスターの桝は、“戦争の火種”になりかねないアメリカの分断の実情を現地取材。第二次トランプ政権で深まる“分断”の影響を追うため、トランプ大統領の熱狂的支持層が集まる現場にカメラを持って潜入する。一方で、トランプ大統領の思想を恐れ、アメリカ国外への移住を選んだ人たちも…。民主主義の足元が揺らぐ危機を、現地の空気感と共に描く。
『バンキシャ!』の記者も各地に取材へ。一般の目に触れることがほとんどない無人島で現在進められている新たな自衛隊基地の建設をリポートする。
【編集部MEMO】
櫻井翔は、戦後80年プロジェクト『いまを、戦前にさせない』のメッセンジャーに就任するにあたり、「1945年から80年が経とうとしています。あの時代を、白黒写真の遠い過去の話にしないように。いまと同じような“日常”の中にいたと感じられるように。そして、いまの自分たちは、その地続きにあるのだと感じられるように。記憶に深く刻まれるような記録を積み重ねて参ります」とコメントしている。
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