郵船クルーズは7月15日、客船「飛鳥Ⅲ」でめぐる、2026年1月29日~5月2日までの全17コースのクルーズスケジュールを発表した。

  • 2025年7月20日就航「飛鳥Ⅲ」

「飛鳥Ⅲ」は郵船クルーズにとって34年ぶりの新造客船となり、7月20日の就航後は「飛鳥Ⅱ」(2006年就航/50,444総トン)との2隻運航を開始する。

新たに発表されたクルーズスケジュールでは、春の訪れを告げる季節から新緑の初夏まで、各寄港地のベストシーズンを飛鳥Ⅲでめぐる。初めての人も参加しやすい週末や連休を利用したコースを含め、飛鳥Ⅲのクルーズライフを存分に楽しめるよう、4日間から10日間を中心に多彩なラインアップが揃う。

これら全17コースは、2025年8月20日より販売を開始する。なお、天候その他の事情により、スケジュールおよび掲載内容が変更となる場合がある。

大地がはぐくむ名湯に出会う

国内最古の温泉として名高い道後温泉(愛媛県)や、砂蒸し風呂で知られる指宿温泉(鹿児島県)など、個性的な温泉地を訪れるコースが用意されている。神戸ではクルーズの前後に自身で有馬温泉に立ち寄る楽しみも。日本の温泉文化に触れる癒しのひとときを提供する。

一例として、2026年1月29日発の「神戸発着 初春の週末 蒲郡クルーズ」(4日間)、2026年2月1日発の「神戸発着 早春の瀬戸内 松山・鹿児島クルーズ」(6日間)、2026年3月8日発の「神戸発着 春の沖縄・奄美・鹿児島クルーズ」(7日間)、2026年4月8日発の「春の鹿児島・石垣クルーズ」(9日間)などがある。

春満ちる季節、色彩に包まれる花の絶景へ

蒲郡(愛知県)では一面に広がる菜の花、偕楽園(茨城県)では梅の香りに満たされて、ひと足早い春を満喫できる。3~5月には全国各地の桜の名所へ。山々を彩る桜を名城とともに楽しめる。

一例として、2026年3月17日発の「大阪発 春のひたちなか・横浜クルーズ」(4日間)、2026年3月28日発の「春の阿波・姫路クルーズ」(6日間)、2026年4月20日発の「春の大船渡・青森クルーズ」(6日間)、2026年4月25日発の「春の函館・伏木クルーズ」(8日間)などが設定されている。

壮大な自然美に心癒される

奄美大島の亜熱帯原生林、沖縄本島のやんばるの森など各地の自然あふれる国立公園へ。石垣島からは離島探訪、南洋の楽園・グアムではリゾートステイも叶う。皆既月食に合わせた日程のクルーズも用意されている。

一例として、2026年3月2日発の「博多発着 春の釜山クルーズ」(4日間)、2026年3月8日発の「神戸発着 春の沖縄・奄美・鹿児島クルーズ」(7日間)、2026年4月8日発の「春の鹿児島・石垣クルーズ」(9日間)、2026年5月2日発の「ゴールデンウィーク グアムクルーズ」(10日間)などがある。

「飛鳥Ⅲ」の魅力

「お客様好みに広がる旅」をコンセプトに、多彩な選択肢を備え、新時代のクルーズライフを提案する飛鳥Ⅲ。全室が海側のプライベートバルコニー付きで、ペントハウス、スイート、バルコニーの3つの客室クラスが用意されている。気分に合わせて選べる6つのレストラン、日本を代表する作家を中心としたアート作品と工芸作品が彩る上質な空間が特長となっている。ドレスコードは気兼ねなく楽しむ「エレガントカジュアル」。大人の知的好奇心を満たす学びやウェルネスプログラム、船内4カ所のステージで行われるミュージシャンの生演奏や卓越したエンターテイメントも提供される。

  • 3層吹き抜けのアトリウム「アスカプラザ」

  • 洋上のリゾート「アルバトロスプール」