仙台市交通局は、今年6月に引退した地下鉄南北線初代1000N系車両第01編成の「ありがとう撮影会」を8月4日に富沢車両基地(仙台市太白区)で開催すると発表した。
撮影会は午前・午後・夜間の3部制で行われ、午前の部は9時30分から12時まで、午後の部は14時から16時30分まで、夜間の部は22時30分から翌5日4時までとなる。午前・午後は試運転線から1000N系01編成、留置線から1000N系01編成と3000系31編成の並ぶ様子をそれぞれ撮影可能。運転台と車内も撮影できる。当日の撮影状況により、前面行先表示器、運行番号、前照灯などの表示変更や車両位置の微調整も行うとしている。
夜間は3000系31編成と1000N系01・02編成を並べて撮影するほか、営業終了後に1000N系01編成へ乗車し、駅まで移動して降車できる。駅進入手前で停車させた1000N系01編成と3000系31編成をホームから撮影可能。当日の撮影状況により、前面行先表示器、運行番号、前照灯などの変更も行う。最後に1000N系01編成に乗車し、富沢車両基地に戻って解散となる。
午前の部は親子10組20人(小学4年生から高校生までのこどもとその親を1組とする)、午後の部と夜間の部は18歳以上を対象にそれぞれ20人を募集する。高校生は夜間の部に参加できない。午前・午後の参加費は1組または1人あたり1万円、夜間の参加費は1人4万円。仙台市交通局公式サイトから応募でき、応募多数の場合は抽選となる。参加記念の特典として、1000N系01編成の吊り革を1つ選んで自ら取り外し、持ち帰る体験ができるとのこと。